荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

女子ーズの巻。

2015年01月07日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


僕は若くて可愛くてスタイルの良いオンナのコが大大大好きです。

一方、ブスでお喋りなババアは心の底から死んで欲しいです。

マトモなオトコなら当り前の感情ですけど。

そんな僕なのでコメディ映画【女子ーズ】は楽しく観る事が出来ました。

桐谷美玲ちゃん、藤井美菜ちゃん、高畑充希ちゃん、有村架純ちゃん、山本美月ちゃんの可愛コちゃん5人がメンバー。

要するにスーパー戦隊モノのパロディなんですが、尺も短いし、とにかく気楽に観られるのが実に良い。

5人揃わないと、必殺技が繰り出せないんですが、なかなか揃わないんですな。これが。

恋に仕事に野暮用に、イマドキ女子は忙しいわけです。

ちなみに彼女たちが招集されたのは『苗字に【色】が入っているから』という理由のみ。

佐藤二朗が彼女たちを招集し、束ねる司令官なんですが、このヒト、ホント面白いなぁ。

声出して笑っちゃいました。

可愛コちゃん5人も頑張りがヒシヒシと伝わって文句なしです。

わざと下手っぴなアクションも萌えるってもんです。

そんな中、劇団の演出家・安田顕にブチ切れる、グリーン役の有村架純ちゃんはサイコーでした。

イエロー役の高畑充希ちゃんってコは存知上げませんでしたが、このコも独特の可愛さがありますね。



この作品、下らないっちゃ下らないんだけど、本気で下らないモノをちゃんと製作しよう、という気概は伝わりました。

下らないからっつって手ぇ抜くのはサイテーですもんね。

結構、パート2観たいかも。


昨年『世界で最も美しい顔100人』8位に輝いた桐谷美玲ちゃん。

て事はニッポンでいちばん美しいって事ですね。

ただ美玲ちゃん、もうちょっとお肉を付けた方が、オジサンは好きだなぁ…。

デビュー直前との事。地元でも評判のコだったんでしょうね。

ロスト・イン・トランスレーションの巻。

2015年01月07日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



行きつけのバーのマスターから借りっ放しになっていたDVDをようやく観ました

【ロスト・イン・トランスレーション】です。

ニッポンでの公開は2004年。実に11年も前になるのですね。

いろんなヒトが高評価を与えている、アカデミー脚本賞を受賞したこの作品。

期待するなって方が無理ってもんです。

ですが、ダメでしたねぇ。

ニッポン人以外なら良いのかも知れません。

【トーキョー】という街を、孤独と倦怠の具現・象徴と捉えている…的なガイジン目線であれば。

ですが、ニッポン人で16歳の時から新宿の居酒屋に出入りしていた僕としては、日常過ぎて【トーキョー】に特殊な感情を持つ事は出来ません。

この作品を良いとするニッポン人がいるとすれば、芸術を理解するフリをした田舎モン、ってトコでしょう。

江戸っ子にゃあ無理ってぇもんよ。



ニッポンを舞台にしたハリウッド映画は昔からあります。

その多くがガイジン目線のため、ニッポンの文化・風俗を間違った、あるいは誇張した描写が目立ちました。

その点、この作品は比較的まともにニッポン人を描いていたと思います。

これは監督のソフィア・コッポラが、一時期ニッポンに住んでいたからでしょう。

それにしても、なぜ【ソウル】でもなく【上海】でもなく【トーキョー】が舞台になったのか。

僕が思うに、いちばん英語の通じない街が【トーキョー】だったから、ではないでしょうかね。



とくべつ何が起きるってわけでもないのですが、尺も100分ほどでしたから冗長な印象はありません。

ただ、改めて申し上げますと、大した作品ではないという事です。

スカーレット・ヨハンソンは良かったですけどね。

若さゆえの、ちょっと緩んだボディがたまりません。



あと、やっぱ『オンナが撮った映画だな』というのがいちばん強い感想かも。



それにしても、どういった経緯でダイアモンド☆ユカイが出演する事になったのかが知りたいです。