荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ホームレスの巻。

2015年01月16日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを


ニュースでホームレスの特集を観ました。

いつも思います。ホームレスのオッサンって結構な量の荷物を持っているなぁ、と。

【トランクひとつだけで暮らしたい】などとほざいている僕ですが、あの荷物を見ると『無理だよなぁ、ホームレスのオッサンですら、あんだけ荷物持ってんだもん』と思わざるをえません。

もちろん、トランクひとつで旅する様に暮らすにはお金がかかります。

様々なモノ・コトをアウトソーシングで済ませなければなりませんから。

一方、ホームレスのオッサンは当然お金がありませんから【イザという時のために】モノをため込んでおかなければならないわけです。



生活保護を受けているくせに、酒やギャンブルに興じる様な死んだ方が良いカスに比べれば、ホームレスのオッサンの方が数千倍マシだとは思います。

もっとも、生活保護を打ち切られてホームレスになったヤツも多いんでしょうが。

いろんな理由・環境からホームレスになるのでしょうから、一概に『だらしない』とか『怠け者』と断ずるのは難しいでしょう。

実際、人間いつホームレスになるか分からない、という言葉には一定のリアリティがあります。

さすがに知合いにホームレスはいませんが、自己破産し、なかなか正社員のクチがない50代半ばのオジサンがいますが、若干の危うさを感じずにはいられません。

優等生的な意見ではありますが、就業に関しては、もっともっと行政が腰を入れないと駄目なんでしょう。




派遣労働者・ネットカフェ難民の貧困を扱った【相棒season9】第8話「ボーダーライン」より。

【相棒】シリーズを代表する問題作。絶対に観ておくべき。絶対に。


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