荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

黒川博行の巻、みたび。

2015年01月19日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


過去の記事。
黒川博行の巻。
黒川博行の巻、ふたたび。

BSスカパー!で放送中のドラマ【破門】第1~2話を観ました。

原作は黒川博行。

まさに、この【破門】で第151回直木三十五賞を受賞してはります。

主演はヘタレ建設コンサルタント・二宮啓之役に濱田岳、ケンカの国の王子様・桑原保彦役に北村一輝。

ダブル主演という事ですが、クレジットでは北村一輝の方が上となっています。


いちおう小説での主役は、あくまで二宮くんですが。

とにかく、僕の大好きな【疫病神シリーズ】がドラマ化される、と聞いた時は期待と不安がないまぜでした。

だいたいにおいて、大好きな小説がドラマ化されると…。

同じ黒川作品の【黒豆コンビシリーズ】なんて、何のためにドラマ化したのか理解に苦しむ出来でした。

また、黒川作品の持ち味は関西弁なので、ネイティブなヒトやないとキツいのではないか。

そう思い、濱田氏と北村氏をウィキで調べました。

そしたら北村氏は大阪府出身との事。問題なし。

一方、濱田氏は東京都出身。こらヤバい。

非関西圏のヒトの関西弁は、異様な違和感を醸し出します。

いや、関西圏出身でも違和感バリバリのヒトもいますから。

豊川悦司とか藤原紀香とか。

ところが濱田氏の関西弁、関東の僕からすると、まったく違和感がありません。

上手いものです。

あらためて良い役者さんやなぁ、と。

北村氏の桑原役もなかなかハマってると思います。

懸念していたほどではありませんでした。

さてこのドラマ、【破門】と銘打ってはいますが、実際はシリーズ第1弾の【疫病神】が原作となっています。

おおむね原作に忠実にドラマ化されていますが、ひとつだけ気に食わないトコがありました。

二宮の父親の事を既に桑原が知っているってトコ。

原作では桑原は二宮の父親の事を知らず、

『○○にボコボコにされても、自分で手当てして警察に駆け込むわけやなし、△△を吊るしても黙って高みの見物。極道の扱いにも妙に慣れとるトコがある。いったいお前何モンや』

といった感じの件があるんですが、ココが実に良いシーンやったんですね。

ココがオミットされたのは残念至極であります。

とはいえ十分に面白いドラマです。

まぁ、産廃絡みのネタなんでオンナ子どもにゃ受けは良くないでしょうが。

早く第3話が観たいです。



第2弾【国境】はドラマ化されるのでしょうか。

相当お金かかりそうです。

47都道府県の巻、みたび。

2015年01月19日 | 無聊な生活にさすらいの旅を


僕が今まで訪れた事のない県は、

富山県・岡山県・島根県・佐賀県

の4県だと記憶しておりました。

が、岡山県は訪れた事を思い出したのです。

高校の修学旅行先が倉敷だった事をすっかり失念しておりました。

というか【倉敷=岡山県】というシンプルな図式が頭の中にないまま生きて来た様です。

立派なアラフィフです…。

倉敷川やら倉敷アイビースクエアやらに行ったのを思い出しました。


風情があるのは白壁建築が並ぶ倉敷川のトコだけで、他はフツーの街並みだなぁ、と。

産経新聞のCMでお馴染みだった倉敷市役所も見ました。

逆に言うと、そのくらいの記憶・認識しかありません。

というわけで、2015年1月現在、僕が訪れた事のない県は、

富山県・島根県・佐賀県

の3県と致します。

どうでも良いお話ですね。

島根県で行きたいトコは亀嵩。

映画【砂の器】で登場したのですが、実際に使用された駅舎は八川駅だったそうです。