荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ザハ・ハディドの巻。

2016年04月02日 | 日毎ニュースに正義の理想を




いや、驚きました。

何かってぇと、建築家・ザハ・ハディド女史の訃報です。

こないだ迄、東京パクリンピックの新国立競技場問題でマスゴミに顔を出していたから余計に。

享年65歳。

意外と歳いっていたんだなぁ。

もっと若いと思っていました。



僕は20年近く、北欧を中心としたヨーロッパの家具や建材等の輸入販売の仕事をして来ました。

そのため、営業先は設計事務所がほとんど。

結果、かなり建築というモノに詳しくなりました。

勿論、ザハ女史も知っておりましたし、彼女のダイナミックな建築はニッポン離れしており『カッコ良いもんだなぁ』と感じておりました。

もっとも、新国立競技場に関しては、東京パクリンピック開催反対派でしたので全く興味はありません。

利権まみれの糞クズ共のツラを観るたびに、反吐が出そうになります。









ザハ女史は2004年に【建築界のノーベル賞】と呼ばれるプリツカー賞も受賞しました。

女性でプリツカー賞を受賞したのは、他にはニッポン人建築家・妹島和世のみ。

フランク・ゲーリーの建築は『ぐにゃぐにゃ建築』と呼ばれましたが、彼女の『生カキがドロッとたれたみたい建築』は、斬新過ぎ、なかなか建築に至らなかったと聞きます。

結果、【アンビルトの女王】などという不名誉な称号もあった様でした。

ニッポン国内での彼女の仕事は、札幌のレストランと青山にあるブティックの内装。

う~ん、所詮ショボいニッポンにお似合いですな。

むしろ、家具デザインもソコソコ手掛けておりますので、そちらでザハ女史の仕事を楽しむのも一興かも。







いずれにせよ、まだまだ早過ぎる死であります。

ご冥福をお祈りします。



『人間の仕事というものは、それが文学であれ、音楽であれ、絵であれ、建築であれ、そのほかなんであれ、常にその人自身の自画像である』サミュエル・バトラー(英国の作家・1835~1902)



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