荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

パクリの巻。

2015年08月01日 | 日毎ニュースに正義の理想を




関係者の『やっぱ立候補なんてしなきゃ良かった…』って溜息が聞こえて来そうな【2020年東京オリンピック】。

利権を漁るド腐れの糞クズだけがやる気マンマンなのでしょう。息子とおんなじ様に死ねばいいのに。


『生カキがドロッとたれたみたい』な新国立競技場問題が冷めやらぬ中、またしても香ばしい問題が浮上しましたね。

エンブレムのパクリ疑惑問題であります。

いや~これはマズいでしょ。これはヤヴァい

エンブレムのデザインをしたのは、佐野研二郎とかいうヒト。

全然知りませんでしたがアートディレクターなんすね。

てか、実績凄いじゃないですか。

可士和もビックリ。

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、博報堂入社…って、可士和と全くおんなじ履歴です。

ふ~ん。

確かに、良いモノ・感動するモノ・カッコ良いモノ・インパクトがあるモノ等々を創造しようとすれば、どうしても方法論が似て来てしまうのは事実。

しかも、それがシンプルであればシンプルであるほど。

デザインのみならず、音楽だって小説だってマンガだって哲学だっておんなじです。

『創造は無限』なワケがありません。

また、その模倣者によっても【パクリ】と呼ばれたり【オマージュ】と呼ばれたりもします。

ま、IOCも無問題っつってるし、法的にも無問題だそうですからOK…ってワケにもいかないでしょうな。

この国には倫理観ってモノがありますから。立派な立派な。

モノ言いが付いた以上、僕が佐野っちだったら『例のエンブレムは使用しないでくれ』ってJSCにお願いするでしょうね。

ギャラは返さんけど



ザハの件も今回の佐野っちの件もそうだけど、いかにニッポン人に【デザイン】というモノが認知されていないのか良~く分かりました。

そのデザインを知らない意匠貧困層が、あ~だこ~だ言ってんですから片腹痛い。

ヨーロッパでは、一般のヒトでもデザインにとてもこだわります。



『生カキがドロッとたれたみたい』…、ザハかわいそ



近年『こりゃヤヴァ過ぎるだろ~~~』と思ったのが【踊る大捜査線】テーマ曲の元ネタ【El Cascabel】。
みんなも聴いてみようず




『すべての創造は模倣から出発する。そして創造が真の意味の創造であるためには、その創造のための模倣が、創造的模倣でなければならない。もっと簡単に説明すれば、芸術家の盗み方に創造の秘訣、あるいは独創性が隠されているのである』池田満寿夫(ニッポンの芸術家・1934~1997)


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