荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

インテリアの巻、みたび。

2014年11月27日 | 華麗な生活に極めたシンプルを
あまりにもプアーなニッポンのインテリア事情。

さて、ヨーロッパのインテリアに近づくには一体どうすれば良いのか。

僕なりの考察を記してみます。



窓・ドアの違い

これは決定的に違いますな。

例えば窓枠。ニッポンの窓枠は大体アルミ製で素材感に乏しい。

もちろん素材としては良いモノだと思いますが、やはりデザインの悪さが素材感の悪さを引き出してしまうのでしょう。

ヨーロッパの場合は塗装したスチール製の縦型引き違い窓だったりして非常に素材感があります。

もっとも縦型にしたってニッポンのはどうも・・・。



また、ドアもニッポンのモノはのっぺりしてますな。

そののっぺりしたダサいトコに『ちょっとカッコつけました』ってなドアノブを合わせるから余計ダサくなっちゃう。

やはり重かろうが、反ろうが無垢のドアにすべきでしょう。ここも素材感が肝要となります。



エアコン

様々な部屋を眺めていて、どうも違和感があるのがエアコンです。

結構ミニマルに構成されてるのにエアコンが台無しにしてしまうケースが多いと思います。



また、超頑張ってロココ・ヴィクトリアっぽくしたのに、エアコンのせいで『あーあ』となるケースも。



ジョン・ポーソンの建築ですとエアコンどころかコンセントやスイッチも見かけません。




どうなってんのかは全く分かりませんが、ミニマルを目指すと当り前のモノすら邪魔になってしまうのですね。

ヨーロッパなんかはウィンドファンを設けている事もあります。

でも、貧乏臭くないんですよね。

ま、そもそもニッポンと夏の暑さが違うって事がいちばんかな。

テレビ

ダサい・ダサくないは別として、マンションのモデルルームがスッキリしているのはテレビがないからだと言います。

この意見はまことに賛成。

デカいテレビにHDDだBlu-rayだゲームだと付帯していけば、インテリアに統一感が出ないのは至極当然です。

ラグジュアリー・ホテルの様に隠してしまうのもテですが、あまりにテクニカルな技だと思います。

ここはテレビその他を排する事が良しとします。

どうしても観たい時はスマホのワンセグでも使やいいじゃないですか。

フローリング

ニッポンの住宅のフローリングはキレい過ぎます。

対してヨーロッパのは結構ラフです。

そりゃそうでしょうな。ラフじゃあ靴下が引っ掛かりそう。

ここでのポイントはフツーの長尺でも良いのですが、ヘリンボーンあたりを選択する事をお薦めします。

インテリアにもよりますが、明るい色調よりはダークな方が僕は良いと思っています。




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