荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

インテリアの巻、ふたたび。

2014年11月04日 | 華麗な生活に極めたシンプルを


北欧を主としたヨーロッパ家具の仕事を20年近くやって来ました。

一般小売りはほとんどせず、様々な施設にベンチ10台とか椅子100脚とかをドーンと納品する仕事です。

とはいえ、自宅のインテリア構成もありますんで、それなりに一般住宅のインテリアについて考える事もしばしばあります。

いろんなニッポンの住宅インテリアを眺めて来ましたが、どーもどれもこれもヨーロッパの住宅インテリアに足元にも及びません。

『別にニッポン人なんだからヨーロッパの猿真似する事ないんじゃないの?』というヒトも多いかと思います。

しかしながら、だったら和室に住めば良い。

そもそも洋室なんだから、ヨーロッパの猿真似にならない方がおかしい。

それにしても、あちらさんは何千年も椅子・テーブルの生活をしてますが、ニッポンの一般人がそういう生活になったのはせいぜい戦後の60余年ってトコです。

その辺がセンスの違いにあらわれているんでしょうな。

よく『部屋の天井高が違う』というヒトがいますが、米国はともかくヨーロッパはそうでもないですよ。

100年200年選手のアパートメントがゴロゴロしているヨーロッパ。

ヨーロッパ人の体格・身長も現代に比べれば、5cm~10cmくらいは小さかったと思います。

その体格に合わせた建築ですから、少々天井高も相対的に低くなるのも当然であります。



というわけで、一体どーしたらヨーロッパの住宅インテリアに近づく事が出来るのか、今後僕なりに考察していく所存でございます。



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