かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

秋吉台散策

2016年10月26日 | 山歩き

森の案内人の会から連絡を受け、秋吉台自然観察のガイドをされている中沢さん、宮田さんが
周南ケーブルTVの取材を受けるとのことで、数名の森の案内人と共に同行させて頂いた。
参加はガイド2名も含め総勢20名になり、にぎやかな自然観察会になった。
中沢さん、宮田さんの挨拶と説明の後、小生の準備体操の後、10時過ぎに出発、14時に
長者ヶ森駐車場に帰着し、解散した。

秋吉台の植物に造詣が深い中沢さん、宮田さんの説明は、とても勉強になり、復習も含め
いろいろと学ばせて頂いた。

中沢さんを先頭に出発。

季節外れのスミレもちらほらと咲く。側弁のヒゲがちらりと見える。
路肩のコンクリ等の隙間にも生え、とても丈夫な花だ。

中沢さんの説明に聞き入る参加者。

ウメバチソウもあちこちで開花していました。左側はオシベが2つ開いている。開花後3日程度経過か?
右側はオシベが開いておらず開花1日後ぐらいか。仮オシベ先端の〇がきれいだ。
オシベが一つずつ開く(反り返る)のは受粉しやすくするためらしい。

リンドウもこれから最盛期を迎える。

秋吉台固有種のアキヨシアザミ、総苞片の先が反り返らずに上を向いているのが特徴。

ヒメヒゴダイ(姫平江帯)の残り花。白花もあるらしいが、見たことは?
つぼみもきれいなんだが、この時期では望むべきもない。

オミナエシ(女郎花)も一株開花中でした。

地獄台方面に向かう。

ムラサキセンブリもあちこちで開花。

えーとこの花は?

センブリもぼちぼち開花中。盛はこれからだ。

散見されたオケラ。ホウは魚の骨みたいで特徴的。上の花に魚の骨状のホウが撮れている。

地獄台のなだらかな斜面でお昼休憩。

マルバハギの残り花。ツクシハギとヤマハギの見分け方をご教授頂いたが、これが実に細かい。
ルーペなどの小道具を準備しないといけない。

草原のあちこちで見られるヤマジノギク。長者ヶ森北縁ではノコンギクも咲いていたが、きれいに
撮れていないのでボツにした。白花のヤマジノギクも見たが、これもボツにした。

食後の憩いのひととき。

サワヒヨドリ、秋吉台ではフジバカマにみたてて、秋の七草としている。

コウゾリナ(髪剃菜)・・葉や茎にトゲがあり、さわると手が切れそうになるのをなぞらえている。

中沢さんを先頭に、旧良吾松の手前まで草原トラバース。

山焼きで焼失したベンチの説明をする中沢さん。昨年同時期に仲間と昼休憩した場所だけに残念!

生きのいいナンバンギセル(南蛮煙管 別名:思い草)がまだ残っていた。
「まだ残る 暑さ凌ぐと 思い草 すすきの中に ひそやかに咲く」歌人:中嶋信太郎   

参加された皆様、お世話になりました。お陰様で楽しく過ごすことが出来ました。



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2 コメント

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秋吉台 (ランボー)
2016-10-27 08:18:50
おはようございます!
多方面でのご活躍ご苦労様です。
たこさんには一度お会いしたことが・・・・・
返信する
ランボーさん (かず)
2016-10-27 12:55:55
中沢さんは現在もお元気で、秋吉台を
歩いておられます。

色々とお話しを伺いましたが、さすがに
詳しく、感心しきりでした。
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