かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

深入山

2011年08月25日 | 山歩き

雑事山積なれど、我慢も限界!万難を排して芸北に山野草写行?に出かける。今回は下見も兼ねた
単独行だし、1脚を持参し、遠目の花も寄せて(望遠マクロ)撮ることにした。

途中、鹿野サービスエリアに立ち寄ったところ、以前大海山で山行を共にするなど親交のあった隣市の
某山岳会のリーダーのF氏にばったり、なんでも私が今春歩いた小峰峠から荕ヶ岳を目指すらしい。
メンバーの方がコース地図を持っておられ、見せられたが、何だか見覚えのあるコース地図だった。
何のことはない、私が作成し、ブログに掲載した地図をDLされ、印刷されたみたいだ。
自身の知らないところで役に立っているとは、うれしいし、責任も感じてしまう。
また、次の機会でやり取りを約束して、Fさんのグループと別れる。

まず向かったのが、深入山だ。戸河内インター出口でおふくろ弁当を購入し、現地へ。
歩いたコースは結果的に下図のようになった。

歩き始めの東登山口

草原と青空をバックにサイヨウシャジンを撮ってみる。

光を浴びるキキョウ

ママコナ

シラヤマギク

各所で見られたオオナンバンギセル・・・ナンバンギセルに比べ大型で花弁先端が開き気味になる。
今年はどうやら生育が良さそうだ。

チョコ色のホソバシュロソウ・・・シュロソウとは花の付き方に違いがある。
シュロソウは茎の近くでまとまって咲く、このあたりで見られるのはほとんどホソバシュロソウだ。

オニユリ・・・コオニユリも咲いてはいたが、盛りを過ぎ花弁がしおれていたのでボツにした。

草原ふちのブナ

尾根筋にはマツムシソウ

見晴らし岩から恐羅漢山と十方山を望む。

誰もいない静かな山頂と思いきや・・・・・・・。

ナデシコジャパンのシンボル・・・・カワラ(ヤマト)ナデシコ・・・七変化はしません。

食料はおふくろ弁当(300円也)としおミルキーのはずだったが・・・・ノンアルコールビールと
シチュウが追加になり、超豪華ランチになった。なんでだろう???

山頂に美女の森ガールグループ3名が来られ、ご一緒することになったのだ。

何やら風流なものまで出現・・・・な、なんと野点ではないか!!!

笹葉の皿におまんじゅうまで付いてお手前を味わう。何とも優雅な一時を過ごすのだった。

楽しいひとときも過ぎ、グリーンシャワールートを下山する。昼食時のお礼として、山野草の名前や由来、
きれいに見える撮り方など若干のレクチャーをさせてもらう。
サワヒヨドリ

山を背景にオミナエシ

オミナエシ、シラヤマギク、ススキなど。

キキョウの英名はバルーンフラワー・・・つぼみがその由来だろう。

あっち向いてホィ!

途中すべり易いところもあったが、無事に南登山口に到着、アスファルト道をたどって、いこいの村Pに着く。

この美女グループは廿日市にお住まいだとか、依頼されれば山口の山を案内させて頂く機会があるかも。