トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

実験映画・地下映画②「花火」

2009-01-22 02:23:02 | 映画
 「黙壷子(もっこす)フィルムアーカイブ」は、高田馬場の芝居小屋でよく上映会をやっていた。ここは、友人が売れない小劇団公演をやっていたりした。小さな劇場の名前はもう忘れてしまった。芳香剤の匂いのする舞台だった。他には、新宿の小さなスペースなどで上映していた。16mmフィルムの上映会。定番は、ケネス・アンガーの作品だった。「花火」(1947)は彼が16歳(17歳?)の時の作品である。
 昨日の「ハートでつなごう」の再放送は、同性愛・性同一性障害に関する番組だった。今は、時代が変わって、性的マイノリティに対する社会の認識は、少しばかりは改善している。ケネス・アンガーは同性愛者である。アメリカで、同性愛が精精神障害のリストから除かれたのは、そう昔のことではない。当時の同性愛を認めない、というよりは異常性愛扱いされていた時代の保守的な社会に対する彼のメッセージが込められた作品である。"dreamer"として彼自身が出演している。このような作品が、「黙壷子フィルムアーカイブ」では、よく上映されていたのである。
 初めて、上映会に行った時は、少し怖い感じ感じがして緊張した。こんな作品を上映して良いのかなという気持ち。ジョン・ウォーターズ監督の「ピンク・フラミンゴ」やトッド・ブラウニング監督の「フリークス」もここで観てた。映画にも一般映画とは違った世界があることを認識した。
 という訳で、ケネス・アンガーの作品は、よほどの映画好きか好奇心のある人だけが観て下さい。

Fireworks | part 1


Fireworks | part 2



 スフィアン・スティーヴンスの "Barn Owl, Night Killer" (a liverecording)の曲を付けたもの。

Fireworks- Barn Owl, Night Killer *violent content*




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1 コメント

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info@videoclubmisterio.com (の監督)
2009-01-22 02:04:10
こんにちは、あなたは素晴らしいブログを持っています。私はヴァンパイア刑務所"の監督" (Santiago de sangre ) 、現在利用可能なウェブでのショートがある: www.santiagodesangre.comよ
私は今のショートフィルムfetatureの適応のための脚本を書いている。

最高の
F.
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