この週末は、大きなイベントはないけど、細々した用事があり、出掛けようにも雨が降って自転車では出かけられない。
となると、家でダラダラすることになるんだけど、時間があるんならと、昼間っからステッカーを作り始めたのでした。
一応、自作ステッカーを手作業でやっちゃおうと思っている人のために、俺が試行錯誤して行った手順をご紹介します。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 200
まずロゴを文字単位で作成します。この文字はアンカーのWEBカタログから拝借しました。
で、適当な大きさに切ったカッティングシートに、マスキングテープで固定していきます。マスキングテープは結構分厚いので、あんまり切り取り線に乗せちゃうと、一発で切り抜き出来なかったりするので、なるべくテープの長さは短くしています。
決してテープをケチってるんじゃ無いから!!w
で、このナイフと定規は今回新しく買った物です。ナイフは一応OLFA。やっぱね、この手の刃物はOLFAが鉄板でしょう。定規はカッティング対応で、背中にガイドの鉄板が貼ってあります。これで定規をえぐっちゃうんじゃないかという心配から解放されます。
カッティングマットは、100均で買った物。
しかし、色の選択肢があるときは、なんでも青色を買ってしまう癖は直した方が良いなぁw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 200
この定規は、3点ほど丸いゴム(滑り止め)が付いていて、便利!
…じゃなかったりするんだよねw
30センチの定規に3点。つまり、約15cmおきに滑り止めがある訳で、それより短い物を切る場合、1点で固定する訳だから、そこを中心に回転しちゃうという罠がw
この手の商品を買おうと思っている人、ご注意を。もうちょっとお金を出せば、ゴムのラインが貼ってあるものもあるようです。でも、それは近所の店に売ってなくって、妥協するんじゃ無かったw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 250
このOLFAのナイフは、400円という安価でアリながら、替え刃が5枚も付いている。安いと言うことは…とちょっと不安になるところだけど、そこはOLFA。少々力を込めてカットしても平気。
ただ細かい刃なので、長い直線は苦手っぽい。長い直線用のナイフをもう1本持っていても悪くないかもしれない。
でも、細かいところの操作性は抜群。Aの切り抜きの部分なんか、フリーハンドです。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 500
Cの外側のアールはハサミの方が便利なときもあります。臨機応変に使い分けて。
なんでもナイフで切らないといけないというルールなんかないし。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 500
こんな感じで切り取った文字たち。
ここで後悔したのは、水色のカッティングマットを買ったこと。
このカッティングマットで、水色の文字の微調整をしようと思ったら、保護色になって、切ってて不安になることがしばしば発生。
オーソドックスな緑にしとけば良かった…。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 1,600
これを、まずマスキングテープに並べて固定します。一気に貼り付けるように、キレイに並ぶように。
でも、そのままマスキングテープを使うと、粘着力が強すぎるので、その粘着力を落とすために、ズボンなんかで、繊維を付着させておきます。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 400
こんな感じで文字を並べていきます。
テープの底辺で、文字の高さや向きを統一していけば、簡単にキレイに並びます。
ここで、マスキングテープの粘着力を落としておかないと、文字の向きを修正しようとしても剥がれなかったり、剥離紙が取れたり、最悪破れたりと、色々トラブルの元です。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 400
剥離紙を剥がして…。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 400
一気に貼り付け。だけど気泡が入ったりしないように(まあ、この大きさの文字では、注意しなくても良いかもねw)左からなでるように貼っていきます。
手がひっつくと面倒なので、テープの端は折り返していると便利。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 500
これで、マスキングテープを外すと、文字がキレイに転写されます。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 400
まあ、素人仕事なので、良く見たらアラがありますよw
でも、こうした貼り方の最大のメリットは、文字の糊の部分を触らなくても済むと言うことです。粘着面に手の脂が付いたら、接着力が失われますからね。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 250
こうして周囲の処理をしていけば、ステッカーっぽくなっていきます。
ああ、ここで調子に乗って「あ、俺本格的」とか思う前に、自転車に行ってこのサイズで大丈夫か確認しておけば良かったw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 400
で、2枚出来て、まずまず満足。
しかし、今日はあいにくの雨。自転車は雨でびしょ濡れ。今あるステッカーを剥がして、フレームをマジックリンで洗って、脱脂して貼り付け…って手順は難しげ。
でも、どんな感じなんだろうと自転車にあてがってみると…
CとOの切り抜き部分に下のステッカーの部分が出ないようにしたら、Nの切り欠けの部分に下のステッカーが、見える様に。それを隠したら、Oの部分が下の部分が覗くように。
あーーー、2枚作るのに3時間以上かかったのに、ダメじゃんw
これ、一つ前の写真の穴開け処理をする前ステッカーだったら、問題なく貼れてたんだと思うと、ちょっと悔しい…。
それに、業者に作って貰った、今貼っているステッカーに比べて、如何に手作りの精度の悪いことかw
そう考えたら、今貼っているステッカーを剥がすのはやめた方が良いかなぁとw
あと色がね、自転車にあてがってみると、今イチパンチが足りない。同色でセンス良くのつもりで選んだ色だったんだけど、なんか輪郭をぼやかしているだけのような気がして…。
多分これが貼れたとしても、また次のステッカーの図案とか考えたりしてたでしょうな。
今ちょっと考えたもの。
案1:スーパーGTや、D1グランプリなんかのラッピングなんかでよく見かけるような、鏡面仕上げのカッティングシートを使ってみるとか。(上)
案2:シンプルに黒、もしくはカーボン柄。文字がはっきりと見えるのはやっぱり黒なんで。(下)
まあ、とりあえず、ちょっとカッティング作業は休止。結構ね、長時間集中するから疲れるのw
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