川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

許せ娘。俺、不器用すぎて涙にむせぶ…

2016年02月11日 | 俺のDIY

今日はなんと、15回目の結婚記念日でしたw

ですが、特にこれといったおのろけエピソードはありませんのでご安心くださいw

家族4人で、家の近所に出来た「陽に吹かれ」ってオシャレ居酒屋で晩ご飯を食べにはいきましたが、夫婦でラブラブというわけで無く、嫁と娘の女子トークを俺と息子で退屈そうに聞くという感じでw 決して人に自慢出来るような幸せではないんでしょうが、こんな生活毎日やってたいなと思えること、それが幸せなんだろうなと、ちょっとニヤニヤ。

ま、それは良いんですw

娘自転車のミニベロ化の方向性が決まってきました。(こう言うことは早いw)

・多段化断念。技術的、金銭的に無理というわけでなく、前ギアが32T、後ろギア14Tという特に悪くないギアの組み合わせで、メインに乗っている娘は特に重いとも軽いとも言わない。これを無理矢理後のギアを多段化、14-28Tにしたところで、トップギアしか使わないって事になる。意味ないなぁと。それならば前ギアを40T位にした上で、多段化するなら意味が出てくるんだけど、そうすると、今度はチェーンカバーがはまらなくなる可能性が…。女の子の自転車ってスカートも履いて乗るだろうし、チェーンむき出しってのはどうかなと。結果、多段化はやめ。速く走りたくなったら、足を鍛えるんだ!

・ハンドルのセミアップハンドル化。娘はとかく前傾姿勢を嫌う。俺が、前傾だと…と、講釈垂れても、「空気抵抗とか、そんなスピードださんし。」ということで逆論破。現在、バーハンドルな娘自転車を少し起きた姿勢で乗れるようなセミアップハンドルに。あまり上げるとカマキリになっちゃうしねw それと同時に、ブレーキワイヤーのやり直し。

・サドルの乗り心地向上。起きた姿勢で自転車に乗るなら、サドルにかかる負担、お尻が受ける負担は大きくなると思う。ならば、ここも見直し。ちょうどデフォのサドルが傷んで来てるし。

・タイヤ交換。スピードは出さない(出せない)仕様の自転車でも、乗り心地に贅沢になっても良いと思う。今のタイヤより若干細めのタイヤで、出だしの軽快さを狙う。細いタイヤだと、エアボリュームが少なくなるので、すぐに空気圧が減ってしまう=パンクのリスクが上がるんだが、そこは安心してください。俺が毎日のように家族の自転車の空気圧チェックしてますからw

 

…そして

・あまりに幼子向けのデザインからの脱却。この自転車を買った当初、娘が小学1年の時は、ハートとかがデザインしている自転車で良かったけど、最近ではそんなの要らないとのこと。なるほど、ステッカー剥がしですね。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 500

ならば、これを買いましょう。

ヒートガンです。

Amazonで2,000円とかで売っている安物ですw

でもね、どうせヘアドライヤーに毛が生えたようなものだと思っていたんですが、舐めたら大やけどしますよ。ハンダごて並みに、小さな子供に触らせてはいけません。

結構大きいから、どこに隠そうかと困っていますw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/13s, f/2.5, ISO 3,200

娘がいやがるのはこのステッカー。

まあ、ねぇw

見てのとおり表面もパキパキに割れて、塗装面と同化しております。シール剥がしなどでは歯が立ちませんでした…


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/15s, f/2.5, ISO 3,200

こんな感じでフロントフォークにもシールが貼っています。

簡単に剥がれそうでこれが全然ダメなんすよw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 3,200

このヒートガンにはおまけでいくつかのアタッチメントが付いていましたが、シール剥がしはおそらくこのスクレーパーでしょうね。

 

さあ、装着して、やるぜ!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/15s, f/2.5, ISO 3,200

使い方が説明書にあったわけでは無いので、自己流で。

まずステッカーと自転車を温め、いや熱し、とろんとシールがやわらかくなったところでちょっとひっかいてやり、そこでシールがめくれたら、後はぺろぺろとめくるように行きます。

自転車の下地が暖まるのを見極めるのがキモです。暖まるまではいくらスクレイパーでゴリゴリやっても無駄です。暖まると、面白いようにヌルヌルはがれます。

 

言うは簡単ですが、モタモタしていると、シールだけでは無く、塗装面がやわらかくなります。俺、こんなに塗装面が熱に弱いものだとは知りませんでした。

熱が通ると、一気に下地までえぐれます。

 

俺のヒートガンはLOWでやると少し時間が稼げるようです。HIGHでやると、シールもろとも塗装面がやられますのでご注意を。

本当はもう少し離して熱するものなのかもしれません。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/8s, f/2.5, ISO 3,200

大きなシールは大変です。広い範囲が暖まるには時間がかかります。時間をかけてたら、塗装面が!

おいおい力入れすぎなんじゃないか?って思います?全然力入れてないです。

塗装面が溶けると、スクレイパーを置くだけで細かな傷になります。

 

これを嫌って、プラのスクレイパーも使ってみましたが、プラのスクレイパーは溶けますw やわらかくなって全然役に立たないw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/25s, f/2.5, ISO 3,200

少し大きな範囲がめくれたら、手で剥がした方が良いです。が、そううまくはいきません。全体が暖まっていないですからね。冷めているところまで剥がしたら、シールの強度より、粘着力の方が高く破けます。

 

あと、注意事項。溶けたシールを触るときは要注意。溶けたロウソクのロウをつまむようなものですから、火傷します。

幸い俺は火傷にはなりませんでしたが、冷めたシールが指の上でかたまり、ちょっと怖かったです。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/20s, f/2.5, ISO 3,200

残った糊をシール剥がしで除去。その後コンパウンドで、磨くとこんな感じです。これは、まあ、成功なんですが…


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/25s, f/2.5, ISO 3,200

こっちはちょっとね。

写真で見ればキレイに見えないこともないですが…


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/25s, f/2.5, ISO 3,200

アップにすると無数の小傷。自動車の塗装なんか、小傷はコンパウンドで消えてくれるモンなんですが、塗装の質自体が違うのか、接触による傷と、熱による傷は違うのか?

塗装の剥がれも放っておけば錆びそうですね…。

 

まあ、実はこっちは上出来なんですよw

だって、一度練習してトライしたんですからw

 

え?どこで練習したの?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/15s, f/2.5, ISO 3,200

実は右側からトライしておりまして、こっちは最初HIGHでガンガン熱しておりました。

しかも多少の傷はコンパウンドでどうにかなると思って、ちょっと雑にやったような自覚症状がありますw

 

結果、コンパウンドで1時間ぐらい磨いてもこんなモンです。

 

ああ…

「こんなんだったら、あのダサいステッカーの方が良かった。」

って言われるに決まっている…。怖いわーー!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/13s, f/2.5, ISO 3,200

うわ、我ながらひでぇ。

ブレーキアウターワイヤーまで熱で溶かしています。

そう、俺が下手なのもあるけど、それ以上にヒートガンの威力がすごいって事。

 

これ見てヒートガン使おうとか思った人、火事には気をつけてよ。

ヒートガン持っているときは良いけど、ヒートガン置いて、作業に夢中になっているとき、ヒートガンを置く場所とか考えていないと、燃えやすいものの上に置いたりしたら、ちょっと怖いです。

だって、ヒートガンの先っぽってハンダごて並みに熱くなってそう。(触って確かめる勇気は無いw)


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 3,200

実はチェーンカバーにもシールが貼ってあったんだけど、これは完璧に取れました。

このチェーンカバーは樹脂製。だから変形や溶けたりするんじゃないかと怖かったんだけど、なんとか、変形する前に作業を終えること出来ました。

ひょっとしたら樹脂の変形よりも塗装が溶ける温度の方が低いんじゃないの?って位。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/15s, f/2.5, ISO 3,200

さて、どうにかこの傷を消したいんだけど、俺の中のマリーアントワネットが…

「塗装が傷んだなら、塗装し直せば良いじゃない?」

って言っているw

 

この水色ねぇ、微妙なメタリック。これと同じ色を作るなんて無理。いっそ翡翠丸Cの様にツートンにした方が良いかなぁと。

良く見りゃ、フロントフォークも白なんで、途中から白ってのも悪くないよねぇ。

 

でもカッティングシートで簡単に…って手もあるかなぁ…とか。

うーん、下手すると新車買った方が良いって事にはならないか?うーん?