川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

かゆいところに手が届く、そんなパーツは高いよねw

2015年08月22日 | 俺のDIY

ワイヤーが切れたり、雨が降ったりで乗れなかった翡翠丸C。大きく仕様変更はしていませんが、あれこれいじってみました。


Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
1/250s, f/5.6, ISO 100

久々にOLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4での撮影。実は、行方不明になっていたのですが、「どうせ防湿庫の奥の方にあるんだろ?」位で本気で捜索していませんでしたw

カバンのポケットから見つかったときには、カビカビになっているのを覚悟しましたが…異常は無く一安心。神レンズはこんなところでも神っぷりを発揮。

 

さて、翡翠丸Cのフレーム、キャノンデールCAAD10にはワイヤーの張り具合を調整するアジャスターが無いので、別売り品を取り付け無いといけません。

今回取り付けたのは、ジャグワイヤー BSA035 ロケットアジャスターです。(写真の黒いパーツ)

どこがロケットなの?部品単品でみるとロケットに見えないこともないw

ほんのちょっとしたパーツなんですが、これが2個入りで846円。1個400円以上。材料代で言えば5円もしないようなものなんだけど、かゆいところに手が届く様なパーツは、「アイデア、それが単品で買える」事に価値があるから、文句は言えないよな…

ちなみにその上の青メッキのシフトマカロニも結構なお値段です。3個入りで1,622円。1個500円超。


Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
1/250s, f/8, ISO 100

これを左右に付けました。

こういうのは左右のバランスが大事なんで。ぶっちゃけ、右手側(リア)はリアディレーラーにアジャスターが付いているので多分使うことは無いでしょうね…。

良く、「アジャスターが2つ付いている方が調整の幅が広がって便利」って人もいるけど、シマノのマニュアル通り組めば、そんな調整幅要らないし。

そこを分かりやすく紹介してくれているのはサイクルベースあさひのリアディレーラーの調整方法だなー。

面倒かもしれないけど、一度リアディレーラーのワイヤーを外した方が近道。

まず、ワイヤーをつけてない状態で、一番小さなギアの真下にリアディレーラーのガイドプーリー(上の方の歯車)が来るように調整さえ出来れば、あとは微調整です。

 

落車して、ディレーラーハンガーが曲がったりすると、ある程度ワイヤーにテンションがかかっていないと、一番小さなギアの真下にリアディレーラーのガイドプーリーが来ないので、その位置を見失うと、延々と「ここはうまくいくのに、ここはずれてる」という迷宮入り。休日はずっと手でクランクを回していたいって人は、そういう趣味も良いだろうけどw 俺はお勧めしないなw

シマノを信じましょう。すごい精度のパーツ群です。だから、1速が合えば9速まで合う様に出来ています。シマノがどうしようも無い所、取り付ける人によってワイヤーのテンションがまちまち。そこを解消する微調整(ほんの1,2ミリの張りの調整)だけすれば良いんだから。

あ、この写真でも分かりますが、リアブレーキのアウターワイヤーも交換しました。これで、ハンドルを切りすぎて後輪がロックしてしまうなんてことも無いし、安心です。


Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
1/320s, f/8, ISO 100

ワイヤーの先っぽのキャップも再利用可能なものに交換しました。

パーツの名前はギアループ スクリューインナーキャップ 4個セットです。

これまたお高くてw、4個入り972円です。1個200円超です。部品代なら1個1円もしないでしょうな…。

再利用不可なものが1個10円程度なので、20回のワイヤー交換や調整をすれば元が取れると。

 

…そんなの何年かかるんだよw

実は、このパーツはネジで固定するんだけど、そんなにガッチリ固定は出来ません。普通に走っての脱落は無いでしょうが、故意に引き抜かれたり、草っ原の中を走ったら、引っかかって外れるかもしれません。

外れたら、喪失感は激しいだろうな…w

 

前の写真のウンチクの続きですが、リアディレーラーのアジャスターでワイヤーのテンションの調節をしましたが、アジャスターから出ている銀色の部分が調節した量です。

翡翠丸Cの場合、1mmも調節していません。…って事になります。

うーん、自分で書いてて空しくなるなぁ。じゃあ、本当に何のためにハンドル側に不要なアジャスター付けたんだろうw


Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
1/1600s, f/8, ISO 100

ということで、全体図。

ちょっと走ってみての不満はこのクランクかな?FSAのクランクはシマノに比べて変速性能が良くないと聞くけど、まさにそうw シマノのチェーンリングは変速しやすいように、歯が色々ねじれていたり、尖っていたりするんだけど、FSAの歯は全部同じ形。シマノはFDが動いている時から変速が始まって、FDが止まると同時に完了する感覚なのに、FSAは、完全にFDが動ききったあとから「は、ほんじゃ変速しますよ、よっこらしょ。」そんな感覚。

あと、チェーンリングから、常に「シャラララララ…」って音がするのも不快。最初はFDがチェーンに当たってるのかと思ったけど、明らかに当たってない。

これは、このチェーンリングだけシマノTiagraのものと変えようかなぁ?そんな事考えています。

それとも一気にBB30を卒業しちゃう?

 

サドルの位置が、ここまで上がってしまいました。

おいおい、無理していない?と思われるかもしれませんが、実はハンドルが前より低くなってるだけなんでw

この前傾姿勢、お腹周りがちょっとキツいw

でも、翡翠丸Aでは感じられなかった、攻めてるって乗車姿勢は、鼻息荒くなっていいですね。

 

こんな乗車姿勢が調整出来るのはロードバイクの良いトコロ。

オートバイとかフレームサイズが選べられなかったので、足つきとか手の長さで諦めないといけないケースもあったモンな。

俺がフェーザーFZ250に乗りだしたのは「女性にも安心の足つき、ライディングポジション」ってところが大きくてねw

フェーザーが足つきが良かったのはエンジンを前45度に倒したジェネシスエンジンのマウントのお陰。

またガソリンタンクがエンジンの後ろにあたりにオフセット出来たので、タンクの位置も低く出来た。だから、シートとタンクの落差もほとんど無い。

だから、ツーリングに飽きた頃には、バイクの上に腹ばいになってウルトラマン~って乗ってたな~w

本当は、こんなレーサーレプリカにも憧れてたけど、シート薄い割に足つき悪いし。タンクが盛り上がって、腹がきついし、前に抱え込むような姿勢が辛いから、ハンドルが遠く感じるしw

フェーザーの次(セロー)の次に乗ったFZR250。

ちょうど女性が乗っている写真があったので拝借。

これまた小柄なライダーにちょうど良く作られていたなぁと。まあ、中身はほとんどフェーザーと同じなんで、乗車ポジション一緒なのは当然なんですけどw

 

そういえば、阪神大震災で、高速も新幹線も潰れたときに、これに乗って大阪まで行ったっけ。(理由は聞かないでくださいw)

神戸の辺が大渋滞で、ノロノロ走っていると、このカウルのせいでオーバーヒートして困ったなぁ。木陰でバイクもライダーもぐったり…今となっちゃ良い思い出。

俺の乗った最後のバイクになりそうなR1-Z。

これも足つき良いし、腹回りにも余裕があって楽な単車だった。先輩の紹介してくれたショップで安く譲ってもらったんだけど、正直2ストはキックでエンジンかけるのとか面倒くさいと思っていたので、見るだけ見て買うのは断ろうと思っていたんだけど、跨がった瞬間、「もうちょっと安くならないですかねぇ」って価格交渉してたしw

足つき良いから、キックがやりやすかったというのも購入決めたきっかけ。正直キックは苦手でw フェーザーのあとに乗ったセローは足つき悪いし、サスペンションのストロークも大きいからバランスが悪くて思い切って踏めなかったw だから、オーナーでありながらキックでのスタートは数えるほどしか成功しなかったw(セルスターターがあって良かった) でも、キックが苦手ってのはこのR1-Zで克服出来たかな。

 

そういえば、このR1-Zでバックミラーに引っかけたヘルメットが当たってキルスイッチがoffになっているのに気付かずに1時間ぐらいキックし続けた事があったっけw

何回もキーを抜き差し、ニュートラルに入れて、リザーバータンク?タンクは結構入ってるし、プラグか?と色々試行錯誤。

結局、最終手段の押しがけを試みようとして、ヘルメットを持ち上げたときに気付いたw アレが夜なら、朝になるまで分からなかったよなw

 

…そう考えると、自転車って、完成品を買おうと思ったり、メンテはショップに任せるって事になったら、お金がいくらあっても足りないけど、何でも自分でやろうと思ったら、そんなに清水の舞台から飛び降りそうなことはないし。

こんな事は出来ないかな?と思ったら答はネットにあったり、それが出来るパーツがすでに売っていたりとか。

考えて、組み立てて、走って、疲れて、飲んで食って、休んで。自転車って楽しいねw


Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
1/100s, f/8, ISO 200

で、試運転がてら、先日フェイスブックで知った国富の「cafe 醤(ひしお)」に行ってきました。

噂通り、何の店か分からないし、ちょっと入りにくい感はあるけど、ここで何かしら酒の知識が深まるのなら…。今まで通り飛び込むしかねーな。

ここのご主人は日本酒好きで、すぐに意気投合出来ました。まあ、お店貸し切り状態だったので、ずっと2人で話してたからですけどw

興味深かったのは、「日本酒ブームって、どこがそうなのかと。一部の高級酒がもてはやされて、酒蔵が利益度外視で出しているものだけが売れて、酒蔵の経営を支えるリーズナブルなお酒は売り上げが下がっている。この状態が続くなら、ブームと言われている中、また蔵が次々やめていくという不思議な状態になる。」という話。

そりゃそうだよな。売れるお酒はイオンのような大手が買い占めて、そうで無いお酒は、小売店に出回るけど、売れなきゃその小売店は廃業だw

じゃあ、どうすれば良いんだろう?「たまに日本酒飲むのなら、高級なもので…」そういう人が「毎日飲むなら安酒で」ってなれば良いのかも?いいのかな?


Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
1/60s, f/2.8, ISO 200

で、手ぶらで帰るのは何なので、なんか買って帰ろうかと思って、お勧めは…って聞くと、ワインだとかw

ワインは全然分からないのでどれが良いかと聞くと、どんなワインが好きと言って貰えるか、ひとつ飲んで貰って、もっと○○って言ってもらったら探しやすいんだが…と前置きをした上で、

「味の違いなんかよりも、濃いのが好きか、薄いのが好きかが重要。薄いのが好きな人が濃いの飲んだら、何飲んでも「苦手な味」になる。あと値段。日本酒と違って、高いから良いって訳じゃ無いよ。」

「岡山のワインはどれもこれも今イチ。何十年も前に赤磐に良いワイナリーがあったけど、サントリーが吸収して消えたなぁ。国産ワインは北海道辺りがいいんじゃないかな?」

「好みの味からアプローチ出来ないのなら、ミーハーな選び方もあるよ。」

 

…と言うことでお勧めいただいたのが写真のスペインのワイン「エヴォディア」。何がミーハーかというと神の雫という漫画で紹介されていたんだって。

確かに評判も良いわな。

 

で、早速晩酌。

「今度来るとき、エヴォディアで良かったかどうか教えてください。そこから合うワインを決めましょう。」って誘ってもらったんだけど…。

 

これでいいわw

 

ソムリエ風の格好良い表現は出来ないけど、どこにも苦手って要素が無い。飲み応えもあるし、渋いとか苦いがやんわりで、適度なブドウジュース感もある。良いワインにはこれにプラスアルファがあるのかもしれないけど、俺は、このワインには何も足さなくて良く、スモークチーズを一緒に欲しいかな?って思うぐらい。

あと、名前に「エボ」って付くのが良いのかなぁw

この値段でこのおいしさなんだ…(1500円)。これはワイン界の黒霧島だなぁ(褒め言葉)。

 

…うーん、人間ドック前には酒は断とうとしているのに、なかなかうまくいかないw