川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

下手な考え休むに似たり。高価な工具は買いたくないなぁ…

2015年08月20日 | 俺のDIY

今日は雨です。雨の日は自転車に乗れない?

いあや、昨日ワイヤーが切れて、手を入れていないので、どっちにしろ乗れないのですが。

 

ただですね、これだけ降ると翡翠丸Cはビショビショな訳です。一応カーポートの中には入れてはいますが、吹き込む雨はどうしようも無い。

で今まで雨はそんなに怖いとは思っていなかったのですが、翡翠丸CのフレームCAAD10はBB30なんですよ。このボトムブラケット(BB=ペダル回すところの軸)はベアリングに水がかかりやすく、トラブルが発生しやすいと。グリス切れ、錆の侵入の元になってパキパキ音がするようになると言うわけです。

で、このBB30を諦め、シマノのホローテックIIに変換っする方法ってのあるんですが、コイツが結構大変で。しかもDIYって事になると、高価な工具を買わないといけないし、しかもその工具のお世話になるのは1回。

なんか勿体ないw

まずは王道の変換方法をご紹介します。

1.まずは既存のBBを外さないといけません。しかし、このBBは圧入(強い力でのはめ込み)をされています。回して取れるようなものではございません。

そこで必要になるのが…

このPARKTOOL BBベアリングツールセット BBT-30.3なる道具です。これが5,000円ぐらいします。

そして新たなBBを圧入しようとしたら、この様な工具グランジ プレスフィット BB インストールツールが必要になります。これは4,000円ぐらいします。

圧入しなくてもこのKCNC ロードBB 68MM シマノ BB30を使えば簡単にホローテックIIのクランクを使用することが出来ますが…

7,000円近くする高価なパーツの割には、壊れやすい部位があるとの話だし、何よりBBなんて大事な部分はシマノ製のものを使いたい。

すると、シマノのBBを使えるようにするには、BBシェルにこの様なアダプタ、FSA B3119 BB30用アダプターを圧入しないといけない。これは3,000円ぐらいのものです。ただの鉄の筒なのにw

 

で、こんなの面倒だ!お店に任せるってなると3万円だそうです。また、そもそもこの様な改造はお断りって店も多いですね。

 

そこでいろいろ考えました。

考えただけで実際出来るかどうかは不明ですがw(実践される方は自己責任でお願いします。)

 

まずはBB外し。この部分に5,000円の道具はちょっと厳しいので、次の道具を用意します。

これはFSA BB30 ベアリング リムーバル ツールと言って、先ほどのBBT30.3の先っぽだけを売ってるような感じです。お値段1,000円ほど。

これをこう使います。

もう説明無くても分かりますね…え?分からないw

グレーがBBシェル。赤いのがベアリング、水色がリムーバブルツール、黒いのがクランク、オレンジは雑巾で、その隣はゴムハンマーです。

 

リムーバブルツールの弱点は、この形状だと、真っ直ぐ押せるかどうかが危ういです。BBT30.3は真っ直ぐ押せるように、青色のガイドが付いています。これは専用工具の勝ち?

いや、外すべきベアリングを利用すれば…ちょうどサイズぴったりのクランクでリムーバブルツールを押せば?結構簡単に外れるような気がします。

 

次はBB30用アダプターの圧入ですが、圧入の道具なんか使わなくても良いのでは?と思います。

だって、BBインストールツールも左右の円盤を中央に締め込むようにしてBBシェルの中に部品を押し込んでいくのですが…その左右のねじ込む円盤って買わないといけないんでしょうかね?

シマノのBBのBBカップをうまく利用出来ないかなと思っております。

つまりこう。

水色がBBシェル、灰色がアダプター。黒がBBカップです。

アダプターには線が入っていまして、そこまでは手で入る。そこから後は機械で締め込んで。ただしハンマーでぶち込むような手荒なまねはヤメテね?というもの。

 

まずは線がある方にBBカップの右側を取り付けます。それを台の上に置き、フレームを載せます。ある程度はフレームの重さでアダプターはめり込むでしょう。

それからBBカップの左側を取り付け、締め込んでいきます。そしたらネジで吸い上げられ圧入と同じようにならないでしょうか。

 

…うまくいかないかなぁw

 

まあ、この辺の道具は1回使って、即ヤフオクで半額ぐらいは取り戻す。そういうのが良いのかもしれないですけどね…