いきがってWindows10 Technical Previewをインストールして、ちょっと期待外れで、Windows8.1 Updateに戻したんですが、まあ、128GBのSSDでは、アップデートしたり戻したりの一時ファイル、バックアップファイルの山で、窮屈になったので、もうこれは再インストールが良いだろうと。(なんかSleipnirも不安定だったし。)
で、最初Windows8をインストールした頃は、フィルムカメラの写真をパソコンにスキャンする際、そのスキャナが64bitOSに対応出来ていなかったから、32bitOSを選んだ経緯があるんですけど、今はそのスキャナ使っていないし、うちのファックス複合機(64bit対応)にスキャナがあるから、なんかあったら対応出来るしで、64bitに行こうと決意しました。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/60s, f/2.8, ISO 800
で、俺が持っているWindows8は優待版。発売と同時に買った安いヤツですが、これには32bitと64bitのインストールディスクがついているんです。俺みたいな貧乏人はOD買うときはDSP版を買うことになるんですが、そうしたら購入時にbitを決めてしまわなければなりません。あとで別のbitに乗り替えって出来ないんですよね。(まあ、ライセンスキーは共通なんで、メディアさえあれば大丈夫ですがw)
さて、今回64bitにしたのは、環境が整ったのと、今、パソコンには8GBものメモリを挿しているのに、32bitでは全部認識出来ず勿体なかったこと。まあ、それ以上に、Widows8の高速Bootを試してみたかったというのがあります。
高速Bootの条件は…
1.Windows8 64bitをインストールすること。
2.マザーボードがUEFI2.0以上をサポートすること。
3.ハードディスクにGPTのパーティーションがあること。
その辺をまとめているのがこの記事です。参考にさせていただきました。
さて、2.のUEFIですが、いわゆるBIOSみたいな物です。パソコンの電源を入れたときに、文字がぱっぱっと出てくるアレ。
アレの設定ですが、俺のマザボはASRockの「970 Extreme4」このUEFIの画面で、ストレージのモードをIDE→AHCIに変更。BootモードをNomal→Fast Bootに変更。(Ultra Fastはグラボが原因でダメらしい。チップセットがAMDなのでRADEONじゃないとダメなんだって。俺nVidia派なのになw)これだけです。
それからGPTパーティーションですが、これはWindows8のインストールディスクを入れたときに選択できる、UEFIのDVDからの起動で作る事が出来るとのこと。ただし、一度MBRでパーティションを作ったことのあるディスクは自動的には変更できないらしく、これは手動での変更となります。
その方法はインストールDVDを立ち上げて、今すぐインストールの画面で「コンピュータの修復」を選び、「高度な操作」かなんかのコマンドプロンプトの画面を出します。
そこで、「diskpart」でEnter。
ディスクの根幹を操作するモードに突入します。
「list disk」で今パソコンにつながっているHDDが表示されます。俺がインストールしたいSSDはドライブ0でした。
「select disk 0」で今後の操作はドライブ0に行うというモードになります。
「clean」これで、ハードディスクは何も無いすっからかんの状態になります。
最後に「convert gpt」これでGPTパーティーションが作れるようになります。
「exit」で出ます。
あとは再起動してWin8をインストールします。起動は「UEFI」のDVDになっているか確認するように。AHCIもしくは、ATAからだと、GPTにはなりません。(難しいよね、この辺w)あとは普通にWindows8をインストールします。
インストール完了後、ちゃんとUEFIで起動し手いるかの確認はこちらの方法で、ドライブはちゃんとGPTになっているかの確認はこことかの方法でどうぞ。
こういうのね、探しながら手探りでやるの大変なんですよw
さて、Windows8のインストールが出来たら、Windows8.1のインストールディスクを作りましょう。
なぜかというと、Windows8をWindows8.1にアップデートしようとしたら、丸1日Windows Updateに費やすからです。この起動ディスクは1時間もあれば出来ます。DVDに焼かなくてもUSBメモリにもインストールできます。
こことか分かりやすいのでどうぞ。
はい、これであっという間にWindows8.1です。いやー、無印8の使いにくさは異様ですw まだ、8.1のほうがマシ。
でもやっぱりStartmenu8を入れた方が良いですね。それからここを参考に、ログインパスワード入力を省略したら、さらに快適です。
俺は、外付け地デジチューナーDY-UD200を持っているのですが、これは64bitOSはメーカーがサポートしていないんですけど、32bitでも64bitでも使えるドライバを有志が作成し、ネットで配布しています。これを前の32bitの時も使っていたので、それをそのまま使えばいいやと思ったのですが、ドライバのインストールが出来ません…。
あれ?Windows8の32bitでは出来たのに…?
なんと、64bitの方は、誰が作ったか分からないようなドライバはインストールしないと言うことです。ひでぇ…。
でもキャンセルする方法はあると。こちらを参考に。いやー助かりましたw
次にWindows7の時にあったデスクトップガジェットを復活する方法です。システムモニタや、カレンダー、ランチャーとかあると便利なんですよね。あると便利な物はマイクロソフトが潰すんだよなw
8gadgetpackと言うソフトをインストールします。
俺のデスクトップガジェットは今こんな感じです。これらのガジェットは8gadgetpackにデフォで入っています。
一番上が「HUD Time」って時計。その下が「All CPU Meter」というCPU使用量を監視するもの。俺のパソコンは6コアですが、半分は休んでますねw あれ?重いって思った時に、いちいちタスクマネージャを開かなくて良いです。その下は「DriveInfo」このパソコンのドライブのショートカットでもあり、HDD使用量も分かるという。デジカメで、メモリーカードとか再々抜き差しする俺には大変役に立つものです。一番下は「ClipBoarder」。コピーした物の履歴が表示されます。普段はコピーした物は1つしか覚えて無くて、次にコピーしたら、今覚えている物は破棄されますけど、これを使うとたくさん覚えてくれて、それを呼び出せるという代物です。メチャ便利w
こんなモンかな?
64bitの感想。Fastbootなんで快適。あとメモリが8GBもあれば、メモリ不足にはならないね。
それ以外は32bitと変わらないかな?
今後の目標。サウンドカードが今ひとつかも?性能が足りないのか、ドライバに不具合があるのか?ちょっと再生が引っかかったりする。PCIスロットは余っているので、後付けに変えた方が幸せになれるかもしれない。
以上、これを見た人の参考になれば幸いです。…じゃねーわ。俺の備忘録だw