風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

カンボジア アンコールワット

2014-12-24 | ベトナム・カンボジア (2014)
今までカンボジアと言えば、ポルポト内戦とジャングルくらいしか知識はなかったので、
アンコールワットに行くことが決まって、事前に調べてみると・・・
「治安は安定しているものの、長期にわたる内戦により銃器が広く出回っている」
「郊外にはまだ地雷が撤去されずに残っていることもあるので、十分に注意」
などと物騒な情報が
が、今回はツアーだし、観光客が行く場所は安全だろうし・・・
この際、アンコールワットだけでなく、カンボジアの現状を見てこようと思い直した。
(しかし、アンコールワットがなければ絶対にカンボジアには行くことはなかったことは確か

                                    

アンコールワットに行くからには、夜明けも日中も夕焼けの光景も見たい・・という願いが叶ったが、
あいにく天候は曇り。


 
朝5時の真っ暗な中、ホテル出発。
アンコールワットを正面から見える濠の前に陣取って待っていたが・・・
残念ながら真っ赤な朝焼けの中に浮かび上がる光景を見ることは出来なかった。
が、雨が降らなかっただけでも良しとしよう。



チケット売り場では、その場で写真を写して写真入りパスを作成してくれる。
私達は当日限りの1日券。
このチケットで、この付近の遺跡を朝から夜まで何度でも入ることが出来て、
そのまま記念に持って帰ることが出来る。


西参道から環濠を渡り、西塔門へ。

 
一番奥の第3回廊は、工事中とかで立ち入ることは出来なかったが、
手すりもない急階段なので、どちらにしても私達年配者が登るには無理だろう。

 
算盤のような模様やデバダー(天女)のレリーフは美しい。
が、修復した箇所が何カ所も。
ずっと放置されていたのだから仕方ないよね。



第2回廊
朝の時間帯なので、まだ人が少なく静かでいい。

 
レリーフが結構きれいに残っている。
(特に手が届く位置はみんなが触ったのだろう、脂が沁み込んで陰影がくっきりできれい


 
修復を待っている石がまだゴロゴロとしているし、ポロポロと崩壊している部分もあり、
早く修復しなければ・・・

 
夕焼もイマイチながら、それなりに綺麗だった。

それにしても今日は、途中にホテルの部屋で一休みしながら2万歩も歩いた。
登山と違って登りがないから頑張れたのだろうし、曇りの天気も幸いしたのかもしれない。
が、疲れたーーー

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