風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

シニア仲間が夢を実現

2014-11-29 | 近郊の散策
同世代の友人が、自宅の1階部分を改築してカフェ・レストランを開いた。
現役を退いての日々を楽しみたいと。

私達が60歳過ぎて退職したあと、元気で動ける期間は何年くらいだろうか。
今までの人生の疲れを取るべく、のーんびり暮らすのもいい。
アクティブに行動するのもいい。
ボランティアなどで地域に貢献するのもいい。
菜園の楽しみを味わうのもいい。
旅行三昧もいい。

そういう選択肢の中、この友人ご夫婦は、レストランを開くことを決断した。
残りの人生、思い残すことのないように愉しみたいと。
収益より愉しみが優先なので、週に2~3日は休むし、
夏季は北海道で鮭釣りをするために長期休業するので、お休みの多いレストランではある。
が、ここには台湾出身の奥様の美味しいお料理があり、ご夫婦の温かいもてなしと笑顔がある。

オープンの連絡を受けて以来「いつか伺うね」の約束が、やっと実現。
北海道で知り合った友人を誘って、お邪魔してきた。



せっかくの定休日なのに、私達の為にご馳走を用意して待っていてくれた



メイン料理の「石頭火鍋」
読み方は、スートーファオグ(だと思う)
ビビンバ鍋をずーっと大きくしたような石鍋に、具がたくさん!
エビ、イカ、はまぐり、豚肉、肉団子、椎茸、しめじ、エノキ茸、八つ頭、白菜、葱、水菜、人参、など
(あとは忘れてしまった

沢山の具から出る旨みで、美味しいのは当然ながら、
この最後の締めに入れた、おうどんの美味しさと言ったらもう・・
「もうお腹に入らない」と言いながらも、2杯もお替り



自ら釣った鮭で作った珍味三種
左から、身の燻製風、白子の味噌漬け、めふんの塩辛。
「めふん」とは、鮭の腎臓(血合い)のこと。
白子の味噌漬けは初めての味だったが、これが美味!
食感はウニのようで、お酒の肴にグー

こんな美味しい物を作るためには新鮮な鮭でなければ出来ない。
鮭釣りのために北海道まで出掛ける気持ちが解ってきた。



お豆腐の上に、ピータン、生姜、葱、野菜(搾菜かな?)をのせ、トロミのあるタレをかけた一品。
通常の冷奴に、ピータンをのせるだけで中華風になるのがいい。
タレも、いつもお醤油だけでなく、中華風にしたり、イタリアンにしたりするのもいいかも・・と、レシピが広がってくる。

お料理は、この後にも、山菜(イタドリ、わらび、山わさび)の珍味、手作りの皮で作った水餃子、杏仁豆腐なども続き、
「もう数日は食事がいらな~い」と思ったほどの、お腹いっぱい。
ご馳走様でした