風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

千歳⇒帯広

2011-08-17 | 北海道の夏 4年目 (2011)

シダルセア

苫小牧に着いた日は、千歳に宿をとって友人と待ち合わせ。

彼女とは遠く離れていて年に1回しか会えないけれど(七夕の織姫と彦星のよう)
会った瞬間に1年の空白が一挙に埋まっていく。

夕方から夜遅くまで可能な限りの時間を一緒に過ごし、
「今年も会えて良かった」と、お互いに元気な様子に安堵し、またの再会を約束する。

どうぞお元気で、来年も元気に会いましょう


                        


次の日は一路、帯広へ

駅前のホテルに荷物を置いて、
今まで気になりながらも行く機会がなかった《北の屋台村》へ出掛けた。

この屋台村の場所は、以前は小さな駐車場に過ぎなかったのに、
今では日本で一番有名な屋台村になってしまった。
この成功に気を良くした地元では、近くに同じような屋台村を作ったが、
行くならやはり元祖のほうに足が向いてしまう。




暗くなるまで待てず、5時過ぎから見学兼ねてウロウロ。
まだ外は明るく屋台の雰囲気ではないけれど、早いお店はもう営業を始めている。
気になるお店もあったが浮気はせず、
ガイドブックで下調べをして目星を付けていたお店に決定。

お店には若い女性2人の先客があり、
隣り合ったカウンター席だからだろう、すぐに会話が弾む。

釧路から日帰りで来ている2人は勤め先まで教えてくれて
「今度遊びに来てください」と。
いいのかな?初めて会った身も知らない人に教えて
私は嬉しかったけどね

《長いもの味噌焼き》
《茄子焼き》
《インカのめざめコロッケ》
《小豆コロッケ》
《ちゃんばら炒め》
そして、最後に食べたのが、《ビフトロ丼》



十勝の牧場の牛肉を使っているとのことで、いわゆる生肉をのせた丼。
凍ったお肉をのせて、山わさび入りのお醤油をかけて食べる。

最初は固いお肉が、ご飯の温かさでトロリと軟らかく溶けかかる美味しさがたまらない。
ガイドブックの紹介文を読んで絶対に食べたいと選んだが、
期待に十分応える味だった
ごちそうさま

今年もまた北海道へ

2011-08-17 | 北海道の夏 4年目 (2011)

刈り終わった小麦畑 (帯広郊外)

今年もやってきた北海道!
いつもと違って今年は遅くなってしまったが、7月28日に自宅を出発。

当初は6月からの予定で滞在マンションまで予約していたが、
どうしても家を空けることが出来ず、残念ながら違約金を払ってキャンセル。
だがその後、何とか問題も片付いたので、急遽スケジュールを組みなおして出掛けることにした。

出足が遅れたうえに夏休みに入った為にフェリーチケットが取れにくい。
2人部屋のキャンセルを待っているうちに、乗れる「車」の台数も限られていく。
「残り1台」という表示を見て、慌てて2人部屋を諦めてカジュアル・ルームを予約する。

カジュアル・ルームは2段ベッドが6列の12人部屋。
初めての経験でちょっと心配だったけれど、全員が中高年だったので何とも静か。
酔い止め薬を飲んでカーテン閉めると、すぐに熟睡 


苫小牧に向けて出港する大洗は、東日本大震災の際に大きな津波被害を受けてしまった。
テレビに映る大洗の状況に心を痛めたものだが、
いつも行く市場も、食堂も、スーパーマーケットも、復旧営業していて一安心。


                        



どこまでも続く蕎麦畑 (鹿追)

でっかい空と大地。
心が解き放たれる。

諸々の心の荷物は、ひとまず自宅に置いて、
9月中旬までの1ヶ月半を、この地で過ごすとしよう。