風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

インド洋に浮かぶロットネスト島

2011-02-02 | オーストラリアで年越し(2010~2011)

このサーモンベイは、私が一番気に入っているビーチ。

海岸までの階段を下りる時は、何度来ても、夢の世界に足を踏み入れるような気持ちになる。





白い砂、青い空。
ターコイズブルーやコバルトブルーが混ざり合う海。
岩間に咲く花。

ここでは、ただ言葉もなく立ちつくしてしまう。


      
      



島を海から眺めるツアーに参加した。

美しい景色を眺めながら、イルカエイアシカのいる(だろう)場所を巡ってくれる。




景色や野生の動物などを観察する英語ツアーは、
解説の内容は分からないものの、見ているだけで楽しめるのがいい。

この岩場の上にも海にもアシカが沢山集まっていて、
近くで泳いでいる若者達のそばを浮かんだり潜ったり、じゃれているようだ。

いいな~
アシカと一緒に泳げるなんて

                  

ロットネスト島へ (2泊3日)

2011-01-30 | オーストラリアで年越し(2010~2011)
ロットネスト島は、フリーマントル沖合のインド洋に浮かぶ小さな島。
この島にしかいないと言う、クオッカがいることでも知られている。

クオッカは、ワラビーの仲間の有袋類でありながら、姿は大きなネズミのよう。
昔、この島を訪れたオランダの探検家が、このクオッカをネズミと思って「ロットネスト」と名づけたとか。

いつもは日帰りばかりのロットネスト島だが、今回はのんびり泊まってみたいと旅行会社に行ってみた。

「すでに夏休みホリデイに入っているので宿泊は無理かもしれません」と言われ、あきらめムードになっていたら、
「明日の出発で、ドミトリー(数人の相部屋)なら空いている」とのこと。
「この際、泊まれるのなら何処でも」と申し込んだ。


                    



朝6時から動いている無料のキャットバスに乗って、パース駅へ。
このキャットバスは市内の3ルートを、平日は5分置きに走っているので本当に便利。


               



パース駅から電車に乗る。
船の出るフリーマントルまでは40分。

料金は2ゾーンの3.7豪ドル(約320円)
2ゾーン範囲内なら、1枚の切符で2時間以内、何回でも乗れる。


                  



フリーマントル駅。
この駅から歩いて2~3分の所に港がある。

その港からロットネスト島まで高速艇で40分。
お天気も良かったので船揺れもなく、インド洋を眺めながらの快適な時間だった。


                

 

今日から2泊する宿。

ホテルと違って、レストランもなければ売店もない。
食事は桟橋近く(自転車で10分)まで行かなければならないので、
多くの人は材料持ち込みで食事を作るらしい。

キッチンの設備がどの程度まであるのかの情報もなかったので、
取りあえず、鍋一つで簡単に出来る即席ラーメンを持って行った。



昼間はあまり見かけないクオッカも、夕方になると出てくる、出てくる。
外で食事をしていた女性グループのテーブルの上にまで侵入してくる。

悲鳴を上げながら、お皿を持って立って食べている様子を見たクオッカ苦手の私は、
涼しい外での食事は諦めた・・



第1日目の、ささやかなディナー

包丁を使わずに済むように、スライスしたサラミソーセージとベビーリーフでサラダを作る。
ビールのおつまみは、ミックスナッツ。

即席ラーメンを作ったのはいいが、どんぶりのような器がない。
仕方なくスープ皿に入れフォークで食べるが、これはこれで新パスタのようで新鮮かも。
(コレ、ちょっと無理あるか・・な?・・

食料品の買い物

2011-01-27 | オーストラリアで年越し(2010~2011)
近くのスーパーマーケットで買い出しに行き、
まず向かったのは、私の大好物のマンゴー売り場。

昨年来た時は、いつでも食べられると呑気に構えていたら、急に店頭から忽然と姿を消した。
どのお店に行っても全く見かけない。
「なぜ?なぜ?」と思っていたら、どうも安全性の問題で出荷をストップしていたらしい。
そして、その出荷停止は私がパースを離れる時まで続いてしまった。


この中位の大きさの物で3.95豪ドル、日本円で350円。
大きな物(800g位)では500円程。

安いうえに、甘くて美味しい!
昨年の恨みでもないが、買い物に行くたびに手が伸びる。
(今年は思い残すことのない程に私のお腹に・・

            

次は野菜売り場。


スーパーマーケットでも、パック売りの物は少ない。
計り売りの物は、備え付けの袋に必要な量だけ入れれば、レジで計って料金を計算してくれる。

このマッシュルームは生椎茸代わりに、和食・中華・洋食と万能で重宝した。
(100gが50円位)


夏(オーストラリアでは真夏)のせいか少し固いが、何件目かのお店で見つけた大根。
でも1本430円では、ちょっと高い。


白菜も見つけた (1つ230円)


葱だってある (1束430円)


これだけ野菜があれば、すき焼きだって鍋物だって出来そう!と思ったけれど、
パースは真夏で、日によっては40℃にもなる。
この暑さで鍋を囲むのは、ちょっと・・・

年越しはオーストラリアで

2011-01-23 | オーストラリアで年越し(2010~2011)


20年程前シドニー・ケアンズで大晦日まで過ごしたことはあるものの、
お正月を海外で過ごすのは初めての経験。
話には「日本と違って味気ない」とは聞いているものの、果たして実態は?と楽しみな渡豪。

トランクいっぱいの食料を詰め、いつものカンタス航空に乗る。


     



機内食(夕食)
いなり寿司と巻き寿司もある。
飲み物はロゼのスパークリングワインを注文。


機内食(朝食)
のびきった茶そばでも、座りっぱなしで食欲のない時はツルツルと喉越しがいい。





オーストラリアは海外から持ち込む食品に厳しいと聞いていたので、最初の頃は全く持って行かなかったが
コツを掴んで徐々に多くなってくる。

今回は、お正月を過ごすとあって、アレもコレもと増える増える・・・
結局トランクのほとんどは食料品となってしまった。

入国審査の時に英語説明が難しいので、持ち込む食料を英訳して用意した。

きんとん・・・・  sweet potato jam
羊羹・・・・・・・・ sweet bean jelly
かりんとう・・・  fried-dough cookies
味噌・・・・・・・・ soybean paste
切干大根・・・・ dried japanese radish
漬け物・・・・・・ vegetable pickles
などなど、30種類以上

この一覧表を作るのに苦労したお陰かどうかは分からないが、
審査はすんなりオーケー。




ということで、1年ぶりのパースに着いた。

どこまでも青く澄みきった空、痛いほどの強い日差し、ユーカリの並木、赤茶けた土・・・
懐かしさと期待で、5回目のパース滞在1ヶ月が始まった。