2年前、「サロベツ原野の兜沼(かぶとぬま)に、とても美味しいレストランがある」と教えられて行き、
その美味しさに唸ってしまったことがある。
ネットで、そのレストランが稚内市内に移転したと言う情報を得て、
宿泊のホテルを、そのレストランのそばに決めた。
このホテルはレストランも併設しているのに、
「あのレストランのそばなので、このホテルに決めました」と言ったら
フロントマンが苦笑いしていたが
「そのレストランにもう一度行きたい」の願いが叶って、今回、4日連続で食事した。

日目

お通し・・・クジラのベーコン & つぶ貝のお刺身

メイン・・・有精卵3個使った、とろふわオムライス
パスタ・・・パルミジャーノ・クリームパスタ

デザート・・・平飼い卵のカタラーナ(ブリュレ)
お店に入り、
「以前来たことがあり、また美味しいお料理を食べに来ました」と話したら、
何と、そこの女性オーナーは私のことを憶えていてくれた
実は私、以前来た時に、
あまりの美味しさに帰宅後「ここで修業したいほど」と、感激の便りを出したことがある。
「あのお便りを下さった方ね」と、それを憶えていてくれたのだ。
今日はまず、両方の味を食べてみたいので、オムライスとパスタを注文。
以前もオムライスにかけるデミグラス・ソースの美味しさに参ってしまったが、
今回も、その美味しさに心がとろける
ちょうど隣り合わせになった女性と話が弾み、
「明日は美味しいお酒と『切り込み』という酒肴を差し入れするわ」と言ってくれた。
お酒が入っての話だし、レストランに差し入れなど出来るかどうかも分からないが、
楽しく話ができたことや、店主が憶えていてくれたことで、楽しく美味しい食事となった

日目

お通し・・・カスベの煮付け & 「切り込み」

メイン・・・このお店の中でも特大のハンバーグ・ステーキ
パスタ・・・和風たらことシーフード
前日に知り合ったオーナーの知人より、本当にお酒と酒肴の差し入れがあった。
酒肴の「切り込み」は、鰊(にしん)・数の子・野菜・麹をいれて漬けこんだもの。
お酒は、北海道・増毛の老舗造り酒屋のもの。
そのお酒を、ここのオーナーは、持ち込み料も取らず、そのまま出してくれた。
それに飲みきれなかった残りを「ホテルで寝酒に」と、持ち帰らせてもくれた
隣り合わせた女性の、初めて会って身も知らずの私達に差し入れてくれる気持ちも嬉しいし、
それを、そのまま飲ませてくれる商売っ気なしのオーナーの気持ちも嬉しい。
この北の果てで受ける親切に心が温かになり、心からの感謝


日目
夫はホテルの和食店へ行きたいと言うので、私は1人で出掛けた。

お通し・・・礼文島のボタンエビ & つぶ貝のお刺身
サラダ・・・スモークサーモンのカルパッチョ風

メイン・・・とろふわオムライス
サラダとスープは、メイン料理にプラス400円でつけてくれる。
私は居酒屋系に入った時に、頼んでもいないお通しを出されるのが大不満。
座っただけで飲んでもいないのに、小さな器に美味しくもない料理を出され、
それが料金にプラスされるなど、どう考えても納得できない。
でも、ここの場合は反対に、お通しが楽しみで仕方ない。
今日のお通しは、ボタンエビと、コリコリ新鮮なつぶ貝のお刺身。
これで300円なのだから、もう有難いやら美味しいやら

日目(最後の夜)

お通し・・・ 礼文島のボタンエビ & つぶ貝のお刺身 (前日と同じだが、美味しいから文句なし)
前菜・・・・ ガーリックトースト (オムライスやシチューと並ぶ、ここの看板メニュー)

メイン・・・ビーフシチュー (長時間煮込んだであろう、とても大きな牛肉のシチュー)
メイン・・・海の宝石箱グラタン (帆立・カニ・イカ・海老入りのグラタンで、ネーミングも素敵)

スープ・・・ミネストローネ
土曜日だったからだろう、お客が多くて、いつものカウンターに座れなく、
オーナーとの会話もゆっくり出来なかった。
が、お店の繁盛ぶりを見ることができ、自分のことのように嬉しい。
4晩もあるから、大体のメニューを制覇できるのでは・・・と思っていたけれど、
ここの料理は量が多いので、それは無理だった。
味は勿論、量も値段も大満足の《ミセス・○○ンソン》
またオムライスも、残りメニューも食べたいし、オーナーと、また会いたいけれど、
稚内は少々遠すぎる
またいつか・・を目指し、元気でいなくては