私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【'19 秩父夜祭】夜の部

2019-12-12 12:15:51 | お祭り

【'19 秩父夜祭】夜の部

大祭のメインイベント・・・午後6時半ごろに、秩父神社から1㎞ほど離れた

御旅所に向けて御神幸行列が出発し、6台の笠鉾・屋台がそれぞれ続く。

御旅所下の急坂、団子坂を最大20トンの笠鉾・屋台が多くの曳き手に

よって曳き上げられる頃に秩父夜祭は最高潮を迎える。

帰りの電車の都合もあり、また観覧席の確保も出来ず、已む無く神幸行列

を見送って引き上げた・・・残念!無念!

 

警備に当たる消防隊員の皆さん・・・宜しくね!頑張ってね!

当番町の中町、昼間はこの屋台で「屋台芝居」が行われていた。

張出舞台も片付けられ、夜の顔に変身した。

囃し手の皆さん、お神酒が入り・・・笑顔が良いよ!

御旅所に向かう上町屋台、見送る中町屋台との掛け合いが楽しく面白い!

迎える中町!

挑む上町!

上町屋台自慢の後幕「鯉の滝昇り」

御神幸の行列が続く。

京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大曳山祭に数えれる秩父夜祭は

秩父の総社、秩父神社の例大祭で、300年有余年の歴史を誇る。

「秩父銘仙」と言われるように、秩父地方は養蚕の盛んな町だった、富を得た

豪商たちが造り上げた笠鉾や屋台、巧みな技を極めた極彩色の彫刻や、金糸を

あしらった幕の刺繍などに彩られ、豪華絢爛な姿を今に伝える。

何度見ても飽きないお祭りだ!!!

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【'19 秩父夜祭】昼の部

2019-12-07 16:05:15 | お祭り

【'19 秩父夜祭】昼の部

12月2日が宵宮で、3日が本祭りである。

今年は本祭りを見に出掛けた。昼近くには通りの露店も開きはじめ、

神社内には多くの人が集まり、派手な衣装を身に着けた氏子衆や煌びやかな

屋台が本殿に向かって拝礼をし、屋台では奉納の踊りが披露されていた。

奉納が終わり20トンもある屋台が直角に曲がる「ギリ廻し」が始まった、曲がり

きるまで15分ほどかかる、若者たちが歯をくいばり車輪が徐々に上がって来た。

神社内には秩父神社神楽が演じられ、厩では神馬が参拝客に頭を撫でて

貰っていた。

 

6台の笠鉾、屋台の中で最も大きく、重量もある「下郷笠鉾」が堂々と秩父神社に

入って来た。

本殿に向かい、氏子役員と屋台が拝礼をし、屋台では奉納の踊りが披露された。

養蚕業が盛んで絹の産地として長い歴史を誇る秩父。

織物の町に相応しい祭り衣装は、他では見られない豪華なものだ。

長唄に合わせ子供の踊り手が、可愛く見事に奉納演舞を見せてくれた。

重さ20トンの「下郷笠鉾」を持ち上げて、方向転換させる・・・「ギリ廻し」と言う。

見る者も手に汗をかき見守っていた。

重い屋台が傾いてきた。

夜祭に参加する笠鉾・屋台6台は、全て国の重要有形文化財に指定されている。

その立ち姿は、何度見ても惚れ惚れする美しさと豪華さだ!

まさに動く陽明門である。

「屋台芝居」・・・屋台の両脇に張出舞台をつけて演じられる屋台芝居、毎年交代で

当番町があたる。今年は中町屋台での上演だ、熱演に観客から大きな

喝采を受けた。

屋台芝居が終わると、張出舞台が素早く外され本来の屋台に変身する。

流石当番町、美人が揃っていた!

秩父神社前の小道では「絹市」が開かれていた。

かって秩父夜祭では、絹市(絹の取引)が開かれていた、その名残が今も続く。

夜祭に合わせ秩父市内の学校は休校なのか、通りには子供たちが集団で露店を

覗きながら楽しそうに歩いていた。宵祭りは雨模様の1日だったが今日の本祭りは

快晴だ、秩父神社の大銀杏が陽にキラキラと耀いていた。

 

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