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お寺での一日

2015年08月09日 | Weblog
おととい、テレビのバラエティ番組の予告篇に出たそうです。はい、電話やメールありがとうございました。でも予告編。お楽しみに。
 

今日は、一日寺町での生活でした。お墓のある寺町のお寺で、毎年9日の午前中、「お施餓鬼」が行われます。その法要に参加をしました。檀家さんが集まります。


檀家さんの中には、教師になった時の同じ職場の大先輩の先生が2人いて、毎年、「同窓会だね。」と言って、法要が終わってから、昼の「おとき」を一緒によばれていました。

「年に一度。七夕様ですね。」


と言っていたのが印象的でした。



10数年に続いていましたが、ご高齢になって、出席できなくなりました。今日もいないことはわかっていても何となく見渡しても姿がなかったのが寂しく感じます。
 

この法要は、盆には亡くなった祖先や家族たちの供養を行うのと同時に、餓鬼の供養も行なって徳を積むことで自分にも救いがあるとされています。



お寺のことも自分の代になり、次の代までしっかりつないでいきたいと思っています。



時代をリレーしていっていることを感じます。「お施餓鬼」の時にいただいた板を持って、お墓にお参りをしました。
 


夜は、寺町での「とうろう祭り」です。ふだんは閑散としているこの街もたくさんの人が道路に溢れます。父や母も賑わいも喜んでいたことでしょう。



中津城に車を止めて、福沢旧邸からお寺の界隈まで散策をしました。


それぞれのお寺、寺町の中の道路には、「とうろう」があふれていました。とてもきれいでした。ロマンテックな街道になっていました。 
 

市内の中学校の美術部が製作した「とうろう」も人々が行きかう街に飾られていました。「見ていってください。」と中学生が呼びかけていました。素敵な作品でした。
 


たくさんの知り合いの方と道路やお寺の境内で会いました。お盆の趣のある雰囲気が寺町に漂っていました。



時代が移り変わっていっても、このような日本の伝統行事は大切にしていきたいものです。