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お盆の入り前の研修

2015年08月13日 | Weblog
昨日は、中津市で校長の研修会がありました。午前中は、大分県教育庁の先生が「グローバル人材育成に係る小中学校への期待」というテーマで講演をしていただきました。


また市内の中学校の先生の実践レポートが提起されました。
 

教育庁の先生の講演は、「大分県グローバル人材育成推進プラン」からの話でした。身につけたい力として、


「挑戦意欲と責任感・使命感」
「多様性を受け入れ協働する力」
「大分県や日本への深い理解」
「知識・教養に基づき、論理的に考え伝える力」
「英語力(語学力)」
について具体的に話をされました。
 



夏休みになってから、大分県では「平成27年度イングリッシュキャンプ」を小中学校生を対象に小中別に実施しました。

「英語を使った生活はとても楽しいと思った。みんなでゲームをしたりダンスをしたり楽しく過ごしました。これからも習った英語を使っていきたい。」


というような参加した耶馬溪中学生の感想なども紹介されました。
 



高校では、どちらかと言えば、講義形式の授業が多いのですが、これから「論理的に考え伝える力を育成」していくために、授業改善の一つとして、学校全体で取り組む「スクールプラン」を作成して実施すると共に、個人の先生方も「マイプラン」を作成して、講義形式から脱却を図っていきます。



特に印象に残ったのは、これからの大学入試の在り方です。
 


大学入試も現在の中学校1年生から大きく変わっていきます。それに伴って、少しずつ、中学校・高校の授業も変わっていきます。



特に今の中学校1年生が高校に入学したときには、きっと高校の授業の在り方も大きく変わっていると思います。
 



大学受験をするために、


平成31年度には、「知識・技能の取得を図る」ために「高等学校基礎学力テスト」(仮称)が実施されます。


平成32年度には、「教科型に加えて、教科・科目の枠を超えた『合教科・科目型』『総合型』の問題が出される「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)も実施されます。そして、それを受けて、各大学で個別選抜試験の実施となります。


このテストは、(小論文・プレゼンテーション・集団討論・面接・推薦書・調査書・資格試験など)で判断されます。
 



子どもたちも基礎・基本をしっかり習得するとともに、コミュニケーション力・表現力がしっかり身につけていかなければなりません。

学校の在り方、入学試験のあり方もここ10年で大きく変化をしていきます。
 


時代の流れの早さに驚きますが、少し先を見て過ごしていかなければ、流されてしまう、ついていけないところもあります。盆前までもしっかりと研修がつまっています。盆明けからもさらに続きます。


ふーっ。