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神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] 2013 J2 第18節 愛媛 vs 札幌

2013-06-11 23:38:31 | コンサ

2013 J2 第18節 愛媛FC 3-2 コンサドーレ札幌 @ニンジニアスタジアム

 

松山まで行ってきました。なんと四国初上陸です。四国は死国。昔から相性が悪いけれど、やっぱり今年もこんな感じか。

 

初めての土地なので、勝手がわからずに戸惑うことばかり。松山市駅でシャトルバスを待っていたら、JR松山駅発なので全員乗れないという一大事から始まり、辿り着いたスタジアムではビール売り場を見つけられず、選手バスが警備柵の向こうに行ってしまったと思ったら、アウェイゲートはその柵の向こうなのでしっかりお出迎えできた筈だったとか、いろいろ。

特に衝撃を受けたのは、アウェイゴール裏に売店が無いということ。再入場可なので、ぐるーっとホームゴール裏までビールを探しに行ったら、黒ラベルを氷の上に置いて冷やしているテントは見つけたものの、売り子さんが見当たらない。他の店ではビールどころか、ソフトドリンクすらポンジュース専門店しか置いていない。いたいどういうことだ。ここはイスラム教国家か、モルモン教国家か?

サッカー観戦にビールが無いなんて、人生の半分を損していると言ってもいいだろう。愛媛のひとはかわいそうだ。何とかしろ。

やっと地ビール売り場を見つけて、いきなり道後ビールにありつく。種類は選べなかったけど、色からするとアルトのマドンナビール。アルトにしては、ちょっと薄味な気が。

しかし、ビール以外の食べ物は、ジャコカツ、ジャコ天、トリ皮、鯛めし、なんでもうまい。しかも安い。やっぱりビールが……。

一平くん率いる愉快なマスコット一座も、愛媛、札幌問わず、サポーターと交流していて微笑ましい。たま媛ちゃんはJリーグいち可愛いです。そして、影の薄い主役(オ~レくん)w

 

 

そして試合開始。

いきなり先制。しかも、上里のフリーキックが炸裂。今季初。出戻り初。スタジアムに響くカズゥのチャント。実は、このチャントが歌われたのも今季初。上里本人に「なんで歌ってくれないのか」と言われても、どういうわけか歌っていなかったこの歌を遂に歌う時が来た。これで、裏切者から生え抜きのレフティモンスターに戻ることができたのだ。

この感動のシーンで終われば良かったものの、いかんせん、得点を獲るのが早すぎた。

ここから愛媛の逆襲開始。しかも、いつものように道産子選手の赤井と石井に決められる。

赤井の1点目はオフサイドくさい。というか、完全にオフサイドだろあれ。手前の選手がオフサイドポジションで足を出してるし。

石井の2点目は、コーナーキックの折り返しから完全にフリーになっていた。マークに付くべきは荒野か。

愛媛のシステムは3-4-3で、FW3人の距離感がすごく良かった。しかも、最終ラインで競り合った時に、必ず裏へボールを出そうとする。札幌の選手がポストプレーを意識し過ぎて、必ずマイナスにボールを返してくるのとは好対照。結局、FWの3人が固まって前を向くので、DFラインの裏にころがせば誰かがゴール前でボールを持てるという寸法。

しかも、札幌のDF4人に対して愛媛のFW3人なので、完全にギャップの中に入り込まれている。特に松本は、FWの位置に入ったMF赤井にマークに付くのか、サイドハーフの位置に下がった石井をフォローするのかで迷っていたのか、ポジションも中途半端。

現地で見ていた分には、ゴール裏なだけに、奈良のマークのズレや反応の鈍さ、無駄に釣り出される頭悪そうな動きが目立っていたのだが、ビデオで見直すと、松本の方がひどかった。

さらに、ダメダメだったのが荒野。前線からの守備が売りだったのに、ぜんぜん走れていない。こぼれ球に対する反応も鈍い。

 

 

後半は前田、宮澤に替えて、上原、内村を投入。内村投入はまだしも、上原は今回もほとんど仕事できず。やはり、終盤の放り込み要員でしかなさそうだ。宮澤は前半のチャンスに多く絡んでいたのに、どうして替えたのか。そこは宮澤+内村で、荒野に替えて岡本投入だったんじゃないか。今回も財前監督の交代戦術には疑問が残る。結果論なんだけど、こんなことが今年は多くないか。

河原に3点目を取られ、直後に松本が1点返して3-2。河原の得点は、ワンタッチ目のトラップがすべて。あれは奈良もノーチャンス。松本の得点は、スナさんのフリーキックから。こぼれ球を蹴り込んだごっつぁん系だが、ポジショニングは良かったと思う。しかし、勝てなかった以上、他のミスを帳消しと言うわけにはいかない。

杉山はファインセーブ2回に、ポカミス1回。悪くないけど、褒めるほどでもない。

他に目立ったといえば、やっぱり上里と深井か。しかし、愛媛が3トップめがけて放り込んでくる戦法だったので、ボランチの出来はそれほど試合を左右することにはならなかった。

攻めでは、サイドチェンジをなぜか忘れてしまっているように見えた。前が詰まって戻してきたボールを、どうして同じ方向に蹴り返すのか。フィールドが見えていない。視野が狭すぎ。あれじゃ、個人技以外では、なかなか点が取れないだろう。

とにかく、3トップの動きと、時々顔を出してくる石井にやられた。赤井も石井も道産子。だからといって、道産子誇らしいとか言ってる場合じゃない。このクラスのチームに勝てないようじゃ、J1復帰どころか、J2ボトムズ入りでしょう。なんとかしろよ、本当に。

いや、ホスンと古田が復帰の暁には……。

 

 

試合後には道後ビールを飲んで、せんざんき食って、温泉に浸かって、とりあえず松山を満喫してきました。しかし、すべてはコンサドーレのため。試合に負けたんじゃ、せっかくの旅も楽しめませんよ。

 

 



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