神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] 2011年 J2第9節 FC東京-札幌

2011-05-01 23:14:35 | コンサ
2011年 J2第9節 FC東京 0-0 コンサドーレ札幌 @味の素スタジアム


待ちに待った「関東」開幕戦。いや、見たかったらホームまで見に行けっつー話ですが。それにしても、引越ししたので、去年よりも飛田給に近くなって行きやすくなった。電車で30分だからなぁ。やっぱり、ホームの人たちっていいなぁ(笑)

これが今年初のスタジアム観戦。生アンドレや生河合を初めて見られるわけなので、そりゃもう期待満点ですよ。しかし、まだ1勝もできていないコンサドーレ。開幕戦は愛媛にぼろ負け。前節は善戦したものの湘南に力負け。今回の対戦相手も、戦力的にはJ2に落ちてきたのが不思議なくらいのFC東京ということで、不安も満点の複雑な心境。

味スタでは場内飲食売店人気商品アンケートなるものをやっていたのだけど、今日は外から食料持参。何せ、アウェイゴール裏のKFCとFOODYしか知らんので(笑) アウェイサポでも買いやすい場所にあるスタグルメがあれば教えてください。ヴェルディ戦で食べたいです。

さて、肝心の試合。スタグルじゃなくて、スタメンは前節と一緒。まぁ、湘南戦は悪くなかったとはいえ、このメンバーだと得点力がなぁというのが正直なところ。

序盤はテクニックでもフィジカルでも勝てなさそうな雰囲気が濃厚。あっさりボールを奪われたり、当たり負けたり。やっぱりダメかと思ったものの、それは序盤だけ。時間が経つにつれて、だんだん慣れてきたのか、実力差があるという感じはまったく無くなっていく。

特に近藤のがんばりがすごい。何度も左サイドを突破し、シュートを放ち、古巣の東京ゴールへ迫る。これまでコンサドーレでは期待されながらもなかなか結果を出せなかったが、左サイドではゴン中山命名の重戦車ドリブルが生きるし、逆サイドからのクロスに飛び込むFW的な動きも出来るし、石崎サッカーではこのポジションの方が適しているのかもしれない。

前半は札幌シュート4本(たぶん近藤が3本)、東京が5本と互角。正直言って、ここまで互角に戦えるとは思っていなかった。申し訳ない。

そして後半、今度は序盤から互角の打ち合い。アンドレジーニョ、古田が立て続けにシュートを放つ。一方の東京も波状攻撃を掛けるが、ホスンがスーパーセーブ2連発。ホスンもだんだんDF陣とのコミュニケーションが取れてきて、高木が復帰してもレギュラー取れないかも。

前節は交替が遅いと批判されたが、今回は早めの選手交替。アンドレジーニョに替えて俺たちの砂川。今日も砂川は安心、安定の出来。

そして、近藤に替えて横野。三上とツートップの形だが、いつも通りに気合の空回りでなかなかボールに絡めなかったような気がする。

さらに、三上に替えてチアゴ。もはやネタとして定着しつつあるデカ物ディフェンダーの前線投入、チアゴ大作戦の発動だ。ただ、この試合では前線放り込みよりもグラウンダーのパスが多くて、チアゴじゃなくても良かったんじゃないかという感想。

終盤でも互角の打ち合いが続く。札幌は足が止まるシーンが何度かあったが、河合や山下が身体を張って防ぎきる。一方の攻撃では、古田、宮澤が相次いで決定機を外し、スコアレスドロー。

「J2舐めてません」といいながら、無敗で昇格するとか舐めたこと言ってた強豪にアウェイで引き分けなら合格点。また、内容でもパスをつないでサイドから崩す形が作れていて、あとはフィニッシュだけ。これならば、J2上位と互角以上に戦える。

一方の守備では、集中力を途切れさせなかったということが無失点の理由だろうか。ビデオで見直すと、相手ボールのときの守備人数がこれまでより多い。東京が手強いことを意識しての守備なのだろうが、普段の腑抜けた守備よりは断然良い。昔から、札幌は強豪相手にいい試合をして、弱小チームに負けるということを繰り返していたのだが、要するにそういうことだ。相手を適度に怖がって気を抜かないこと。技術や云々はなく、足りなかったのはこの姿勢なのかもしれない。

悪かった点で言えば、まず横野。オフィシャルの試合速報でも交替の記載以外にまったく言及されない空気っぷり。そろそろ若手とも言ってられないのだから、ただ走ってるだけじゃダメだろう。

古田もチームバランスとしては、もっと前、もっとサイドという意識が必要じゃないか。後半は良くなったけど、前半は消えている時間が長かったような気がする。

そして、ワントップの三上。相変わらずシュートなし。去年の戦術ではワントップは周囲が上がるまでのボールキープが大きな仕事だったのかもしれないが、その役目はアンドレジーニョや近藤が引き受けてくれているので、FWはフィニッシャーにならなければならない。パスばっかり出してないで、ダイレクトで打ってみろ。

宮澤がシュート意識の高さを見せていたので、宮澤をFWに戻してボランチにブルーノを入れるか、チアゴを最初からDFで使って、河合を一列上げるというのはどうか。

次節はホームで草津戦。問題はこの試合だろう。強豪に善戦して、次の試合に負けるということを繰り返さないためには、守備で気を抜かないことが最大の条件。あとはFWがシュートを打つこと。

とうとうJ2唯一の無得点チームになってしまったらしいし、得点できなきゃ当然のように勝ちは無い。湘南、東京には負けても仕方が無いと言えたが、それもここまで。草津戦で愛媛戦のようなことになったら、もう本当に……。



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