神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

ミステリー・ワンダー・ランドのセンス・オブ・ワンダー[1] 日本脱出

2016-02-20 17:49:55 | ペルー

日本脱出は1月23日。成田空港に14:25に集合。なんでも、午後から雪が降るかもとのことで、飛行機が飛ばなかったらどうしようかとひたすら心配しながら、早めに出発。

珍しく電車も遅れず、何事もなく成田空港に到着。これだけ何事もないとは幸先がいいのか悪いのか。

まずは昼食と思い、困ったときの銀座ライオンを探すが、ショッピングエリアに見当たらない。仕方がないので、適当なパスタ屋でトマトとモッツアレラチーズのパスタ。そして、集合場所にたどり着いたら、そこは銀座ライオン成田空港店の目の前だった。ぎゃふん。ショッピングエリアじゃなくって、チェックインカウンターの端にあったのね……。

集合といっても特に何かあるわけでもなく、Eチケット控えを渡されて、個人でチェックインしてこいとのこと。航空会社はデルタ航空。チェックインカウンターはなんと全部、自動チェックイン機。表示されている番号種別がどれもEチケットの記載と違うので、どの番号を入れたらよいのか悩む。適当にTICKET NUMBERを予約番号として入力。これで合っていたらしい。

もたもたしてると、中国語なまりのおばちゃん係員が日本語で説明してくれるんだけど、返ってわかりづらいわ。英語メニューにした方が、実はわかりやすかったかも。

で、そのまま搭乗口で待っていてくださいとのことだが、現在14時過ぎ。出発時刻は17時過ぎ。それまで何をしていろと……。

結局、指示通り出国カウンターを抜けて搭乗口まで来てしまったのだけれど、中にはマックぐらいしか見当たらず、ビールはアサヒしか売ってないし、別に日本土産を買うわけでもなし、手持無沙汰の約3時間。ライオンで日本最後のビールを飲んでくれば良かったと大後悔。

そして、やっと搭乗時刻。雪はまだ降っていない。どうやら日本脱出は問題無いようだ。

搭乗前に突然、「セキュリティチェックにご協力ください」と言われ、衝立の裏に連れて行かれる。あぶら取り紙のような小さな紙で、ポケットやカバンを拭く。カバンの中を開けて、カメラやポーチも拭く。そして、それをラジカセぐらいの大きさの機械に喰わせる。不思議に思って、これって何がわかるんですかと聞くと、微粒子を検出するとかなんとか。ああ、あれだ。爆薬を検出するやつ。なんとも、SFみたいな時代になったな。

さて、デルタ航空といえば、エコノミーでもクラフトビールが飲めるというのが売り。さて、それではと、シートポケットに入っていたメニューを見て見ると……。

・ アサヒ
・ 一番搾り
・ プレミアムモルツ
・ ハイネケン
・ ミラー・ライト

……以上

え。クラフトビールはどうした。そもそもサッポロも無いじゃないか!!

しょうがないのでプレモルでも頼もうかと思ったが、どうにもこうにもCAに伝わらず、ハイネケンを。どうやら、外人の発音を聞くと、SUNTORYは「聖オリーさん」みたいな感じで、オにアクセントを置かないと通じないようだ。まあいか。

機内食は米国航空会社にしては珍しく、米がまともだ。しかも、メニューがかつ丼。これまでに乗ったユナイテッドやアメリカンにくらべ、一番おいしかったのではないかと思う。

機内サービスの映画では『オデッセイ』が早くもやっていたので、日本語吹き替えで視聴。感想はこちら

他に気になったのは音楽メニューにあった「Holi <3 Axolotes Mexicanos」。ジャケット写真はどう見ても日本の女子高生だし、アニメ声のボーカルがアイドルポップス調の曲を歌っている。いったいなんじゃこりゃ。ちなみに、グループ名は「メキシコ産のウーパールーパー」さらになんじゃこりゃ。と思ったけど、意外に有名なのかね。

今回のルートじゃグランドキャニオンも見えないし、窓側の席だけど窓の外は見事に主翼しか見えないし、ってことでひと眠りすると、何やらアナウンスで「Galley function probrem」だとか。日本語のアナウンスによると、機内積み込みトラブルで、到着前の軽食が人数分無いとのこと。英語だと暖められないと言ってたような気がするんだけど。

食べなかった人には空港で何か補償があるとのことだったけど、トランジットの時間が短いので、そのままいただく。メニューはヤキソバ(笑) これが思ったよりちゃんとした日本風の醤油味焼きそばで、いわゆるchow meinみたいに細切れになっていない。なぜか肉は豚肉ではなく、チキン。ただし、これをプラスチックのフォークで食べるのは意外に難しい。箸くれ。

そんなこんなでアトランタ着。旅はまだまだ続く。

 


ミステリー・ワンダー・ランドのセンス・オブ・ワンダー [0]

2016-02-20 16:45:33 | ペルー

1月の末。去年ボリビアに行ったばかりだというのに、隣国のペルーに行って来た。

仕事面では、転職したつもりもないのに急に勤務先が変わるという慌ただしい時期(5年ぶり2度目)。その切り替わりギリギリに滑り込みで勤続○年記念の連続休暇を取得するという暴挙。思えば、5年前のメキシコ行きもそうだった。これはもう運命ということか。

ペルーといえば、ナスカの地上絵、天空の街マチュピチュ、謎の文明インカ、南米の文明発祥の地チチカカ湖と、まさにミステリー・ワンダーランド。小学生時代からの憧れの地に、仕事も身重の妻もすべて放り出して1週間行ってきた。といっても、スペイン語がまったくしゃべれないので、団体ツアーなんだけどね。

これはその時の記録。

 


【以前の記事】
[メキシコ編] ククルカンをつかまえに

 

[ボリビア編] 天空の鏡に憧れて