神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[メキシコ] ククルカンをつかまえに(1) 出発

2010-09-23 09:29:10 | メキシコ
9/16 朝

朝からすごい雨で、電車のダイヤが気になる。急に涼しくなったために着て行くものも変更したりで、出発時間ギリギリになる。

家を出てから忘れ物はないかと思い返しながら、帽子を忘れたことに気付く。いつもなら帽子ぐらいと思うのだが、この帽子だけは違う。この旅行のためにとプレゼントされたものだし、何としても持っていかなければ!

慌てて引き返し、帽子をかぶって傘をさし、スーツケースを引きずって走る、走る。

駅の近い方の入口はエスカレーターが下りだ。エレベーターまで移動し、慌ててボタンを押し損ねてさらに焦る。エレベーターを出ると、

ホームを走る列車が見える。一瞬諦めかけたが、ちょうどホームへ入って来たところだった。スーツケースを持ち上げて、エスカレーターを駆け降り、なんとか滑り込みセーフ。

いきなり汗をかいて、早くもTシャツを着替えたい感じ。幸先悪いスタートだが、なんとか切り抜けた。かえって幸先がいいのかもと考えることにしよう。

なんとか飛び乗ったローカル線。目指すは、まず新宿。

もう忘れ物は取りに帰れない。まぁ、パスポートと財布があればなんとかなるか……と思っても安心できずにパスポートを確認する。あ、ノイズキャンセル・イヤホンの単4電池忘れたかも。(←旅行中、もちました)

いろんなものを入れ忘れていないか気になるが、もう手遅れ。すべてはククルカンと、今日の雨を降らせたトラロックの思し召しの通り。
※ 実は忘れて困ったものは、爪切り。忘れないようにメモったはずなのに……。




twitterに出発なうと書き込もうと思ったら、そんなユーザーいませんと認証で蹴られる。これもククルカンの思し召しか。もしや、田代騒動でサーバーがおかしくなった?

新宿に到着し、無事、成田エクスプレスに乗車。分かりにく過ぎるよ、5番ホーム。5、6番ホームの案内版を見て降りていくと7、8番ホームだなんて。5、6番ホームはそこからさらに下って上ってウロウロした先にあった。早めに出ていてよかった。ここでも焦らなければならないところだった。

しかし、忘れ物がないか、どんどん不安になる。特に問題はカメラの充電器だ。昨日の夜に充電完了して、朝にケースをスーツケースに放り込んだのだが、あのケースはまさか空ではあるまい。結局、スーツケースを開けて確かめるハメに。

そして、車内でスーツケースを開け、カメラの充電器、予備電池、替えSDカードの存在を確認。あとのものは、本当に何とかなるから一安心だ。これで、やっと寝れる……。

成田で最後の日本食……と思ったけど、不二家でランチ。これは和式洋食だからな。メキシコのものは何でも辛そうだし。

両替は円高だったので多めに。あんまり使う気ないけど。

成田の免税店には「白い恋人」に「ROYCE」が! ついでに「エヴァ」やら「聖闘士セイヤ」のフィギュアが! これが日本のお土産なのか!



[メキシコ] ククルカンをつかまえに行ってきた

2010-09-23 00:01:08 | メキシコ
今月末までに消化しなければ無くなる休暇があるので、無理やり休暇をとってメキシコへ行って来ました。その最大のイベントは、春分の日と秋分の日のみに現れるというチチェンイッツァの“ククルカンの降臨”です。

秋は雨季なのでククルカンが現れるのは難しいと聞いていた通り、毎日、日没前にスコールが降り、これは無理だろうと思っていたのは確か。

そして、遺跡オフィシャル指定降臨日の9/20(現地)17時過ぎ。尻尾の方の半分だけ姿を見せたククルカンは、全貌をはっきりと現すことなく、時の彼方へ帰ってしまった。あと10分、太陽が雲に隠れなければなぁ。

準備期間がほとんど無かったこともあり、以前にエジプトへ行ったときに利用したH.I.Sさんの添乗員付きツアーを利用。現地のHISメキシコ支店、カンクン支店所属の日本人ガイドさんの案内でアステカ、マヤの遺跡を巡るツアー。現地人ガイドさんも加わって、ただ見るだけではないいろいろな話が聞けました。

特にメキシコはスペイン語圏なので、遺跡の説明もスペイン語で書いてあるとなんのこっちゃかさっぱりわからなかったので、ガイドさんつきツアーは大正解でした。

3月にぜひリベンジに来てくださいと言われてしまいましたが、いやぁ、無理でしょう(笑)
次に行くなら、今回いけなかったラ・ベンダ(オルメカ)やモンテ・アルバン(サポテカ)が見学場所に入ったツアーが出来たら、かな。

せっかくブログタイトルも「神なる冬(カミナルフユはマヤの遺跡)」なので、このツアーの想い出話はポツポツと上げていこうかと思います。