2011年 J2第36節 ザスパ草津 2-1 コンサドーレ札幌 @正田醤油スタジアム
わたしまけましたわ。
風が強い中、キックオフ前にフィールドを交換。いつもと違うことをすると負けることが多いので、なんとなく嫌な感じはあったのだけど。
気持ちのいい晴れ空と黒い雨雲が交互にやってくる空模様と同様、試合の流れは行ったり来たり。
前半、風上に立った札幌が有利に進めるが、最近多い展開通り、攻めても攻めても点が取れない。得点機が2、3回あったと思うんだけど、ここで得点できないと苦しくなるのはいつもの通り。ジオゴが競り合って、内村が後ろに抜けるパターンが効果的に決まっていたので、やっぱりここで得点が欲しかった。
後半、風下になったものの、カウンターから抜け出した内村が相手キーパーに当てつつもゴール。先制した試合では今季全勝。相手が前に出てくれば来るほどカウンターの餌食。……だったはずなのだが。
ホスンが傷んで、ヤバイ阿波加か、いや大丈夫か、と騒然となった直後のセットプレー。すでにロスタイムに入ろうかというときに失点。さらに、長いロスタイムに逆転。がっくりと倒れ込む選手。立ち上がれ、まだ終わっていないと叫ぶサポーター。
ゴンがいたなら、最初の失点の時でも、ゴールの中のボールを拾い上げてセンターサークルに走っただろうか。逆転された後には草津の選手がはしゃぐのが目立つだけ。肩を落としながら、のろのろと歩く札幌の選手。
先発の古田を近藤に変えるのはまあいいとして、その後の投入が日高。失点のせいで取りやめたものの、続いて櫛引が準備していた。守備固めというより、疲れた選手を変えて、カウンターの得意な選手を前にという意味だったのだろう。櫛引の投入は、岩沼、宮澤を一列ずつ前に上げる意図があったのか。
しかし、これらの交代が選手たちに守りの意識を植え付けてしまったのかもしれない。徳島との得失点差を縮めるためには、何点でも追加点が欲しかったのだが。そういう意味では、いつもの上原、岡本投入でよかったはず。しかし、これは結果論。残り数分を守り切ることができれば、名采配と言われただろう。
絶対に負けられないというか、絶対に勝てるだろうと甘く見ていた試合を落とし、徳島との勝ち点差は3に開いた。しかし、鳥栖も負けたせいで鳥栖との勝ち点差も3。つまり、鳥栖と徳島が並んで、1ゲーム差で札幌が追う展開。なんという神シナリオ。本当に今年の昇格争いはスリリングで痺れる。
今日の内村のゴールの後にはスタジアムの上に虹がかかった。試合終了後に高速から振り返った時も、はっきりとした虹が見えた。これは吉兆だと思おうではないか。
そして、昇格争いは終わっていない。来週は鳥栖と徳島の直接対決。まだまだ札幌にもチャンスはある。
他力本願? いやいや、我々の咒で徳島と鳥栖をこけさせよう、奇跡なす者たちよ! って、伝わらないネタ……。
わたしまけましたわ。
風が強い中、キックオフ前にフィールドを交換。いつもと違うことをすると負けることが多いので、なんとなく嫌な感じはあったのだけど。
気持ちのいい晴れ空と黒い雨雲が交互にやってくる空模様と同様、試合の流れは行ったり来たり。
前半、風上に立った札幌が有利に進めるが、最近多い展開通り、攻めても攻めても点が取れない。得点機が2、3回あったと思うんだけど、ここで得点できないと苦しくなるのはいつもの通り。ジオゴが競り合って、内村が後ろに抜けるパターンが効果的に決まっていたので、やっぱりここで得点が欲しかった。
後半、風下になったものの、カウンターから抜け出した内村が相手キーパーに当てつつもゴール。先制した試合では今季全勝。相手が前に出てくれば来るほどカウンターの餌食。……だったはずなのだが。
ホスンが傷んで、ヤバイ阿波加か、いや大丈夫か、と騒然となった直後のセットプレー。すでにロスタイムに入ろうかというときに失点。さらに、長いロスタイムに逆転。がっくりと倒れ込む選手。立ち上がれ、まだ終わっていないと叫ぶサポーター。
ゴンがいたなら、最初の失点の時でも、ゴールの中のボールを拾い上げてセンターサークルに走っただろうか。逆転された後には草津の選手がはしゃぐのが目立つだけ。肩を落としながら、のろのろと歩く札幌の選手。
先発の古田を近藤に変えるのはまあいいとして、その後の投入が日高。失点のせいで取りやめたものの、続いて櫛引が準備していた。守備固めというより、疲れた選手を変えて、カウンターの得意な選手を前にという意味だったのだろう。櫛引の投入は、岩沼、宮澤を一列ずつ前に上げる意図があったのか。
しかし、これらの交代が選手たちに守りの意識を植え付けてしまったのかもしれない。徳島との得失点差を縮めるためには、何点でも追加点が欲しかったのだが。そういう意味では、いつもの上原、岡本投入でよかったはず。しかし、これは結果論。残り数分を守り切ることができれば、名采配と言われただろう。
絶対に負けられないというか、絶対に勝てるだろうと甘く見ていた試合を落とし、徳島との勝ち点差は3に開いた。しかし、鳥栖も負けたせいで鳥栖との勝ち点差も3。つまり、鳥栖と徳島が並んで、1ゲーム差で札幌が追う展開。なんという神シナリオ。本当に今年の昇格争いはスリリングで痺れる。
今日の内村のゴールの後にはスタジアムの上に虹がかかった。試合終了後に高速から振り返った時も、はっきりとした虹が見えた。これは吉兆だと思おうではないか。
そして、昇格争いは終わっていない。来週は鳥栖と徳島の直接対決。まだまだ札幌にもチャンスはある。
他力本願? いやいや、我々の咒で徳島と鳥栖をこけさせよう、奇跡なす者たちよ! って、伝わらないネタ……。