ブラインドネス - goo 映画
世界中全員失明で、主人公だけが見えるって、トリフィドのパクリかよ。と思ったら、蝿の王かよ。一番怖いのは人間でした的な、どこかで見たストーリー。
伊勢谷友介と木村佳乃の演技は悪くないです。なんか、英語の中で唐突に日本語で、しかもフツーの日本語が出てくるのがおもしろかった。英語の台詞と明らかにトーンが違う。ラストで木村佳乃が「ホント!?」っていうシーンなんか、特に顕著。
日本映画のダイコンと、ハリウッド映画のダイコンが違うのがはっきりわかるという素晴らしい映画(笑)。
ところで、自分にとって、失明というのは一番のホラーなのです。全身麻痺で目だけ動かせるのと、全身健康で両目失明だったら、躊躇無く全身麻痺を選びます。
失明したら、映画もゲームも小説も全部ダメ。数少ないラジオドラマで我慢するなんて無理。仕事もできないし、これから全盲学校行って点字の勉強なんてまっぴらごめん。
それがこの映画ではどうだろう。見えなくなることの恐怖心はどれだけ描かれているのか。この展開ならば、はっきり言って、全盲じゃなくても、いわゆるパンデミックで十分じゃないのか?
“一番怖いのは人間”のアンチテーゼとしての“家族”も、これじゃ描ききれていなし、監督が出てきて意図を紹介しないと理解できない映画に思えます。
世界中全員失明で、主人公だけが見えるって、トリフィドのパクリかよ。と思ったら、蝿の王かよ。一番怖いのは人間でした的な、どこかで見たストーリー。
伊勢谷友介と木村佳乃の演技は悪くないです。なんか、英語の中で唐突に日本語で、しかもフツーの日本語が出てくるのがおもしろかった。英語の台詞と明らかにトーンが違う。ラストで木村佳乃が「ホント!?」っていうシーンなんか、特に顕著。
日本映画のダイコンと、ハリウッド映画のダイコンが違うのがはっきりわかるという素晴らしい映画(笑)。
ところで、自分にとって、失明というのは一番のホラーなのです。全身麻痺で目だけ動かせるのと、全身健康で両目失明だったら、躊躇無く全身麻痺を選びます。
失明したら、映画もゲームも小説も全部ダメ。数少ないラジオドラマで我慢するなんて無理。仕事もできないし、これから全盲学校行って点字の勉強なんてまっぴらごめん。
それがこの映画ではどうだろう。見えなくなることの恐怖心はどれだけ描かれているのか。この展開ならば、はっきり言って、全盲じゃなくても、いわゆるパンデミックで十分じゃないのか?
“一番怖いのは人間”のアンチテーゼとしての“家族”も、これじゃ描ききれていなし、監督が出てきて意図を紹介しないと理解できない映画に思えます。