2011荒尾市議選 6期目挑戦19票差で落選 田中ひろはるブログ!

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今日、県下市議会議員研修会が開催されます

2010年08月20日 | 荒尾市議会

第19回熊本県市議会議員研修会が、KKR熊本『五峰・城彩』にて13時30分から開始されます。
この研修会は、14市からなる市議会議長会の主催で、年に1回、開催されています。
今回の講師には、『増田寛也』氏。現在、野村総合研究所顧問であり、元総務大臣・前岩手県知事であられ、演題は『地方発・日本再生の道 ~地方議会の挑戦~』。
講演は、質疑応答まで含めて15時25分まで行われ、そして閉会式。
その後、説明会として『地方議員年金制度改革の現況説明』が、全国市議会議長会事務局長『立川久夫』氏からあることになっています。
この議員共済年金については、今後、どうなるのかと関係者一同、関心が高い問題です。
簡単に言えば、辞めていく議員さんは今後も増え、それに伴い共済年金受給者も増えていくけれども、支える議員は市町村合併でや議員定数削減の中で減少しており、そのため破綻することは将来的に分かっているからどうするかと言うことがいま、検討されています。
この議員共済年金は、借金をしてまでも選挙に出て当選、引退あるいは落選により辞任されたときに、生活に困らないようにと設けられたと聞いた事があります。
受給対象になるには、12年以上在籍する事が条件で、辞任後の60歳?からの支給だったと思います。現職のままでの受給はできません。
この件で、継続か廃止かが検討されており、継続にするならば条件をもっと厳しくするとか、給付額を下げるとか、掛け金を上げるとかの議論となっており、廃止するならば今まで掛金を支払い一回も受給したことがない方への対応や、現在受給者への対応などが出てきます。
荒尾市議の月額報酬は38万4000円。
共済掛金は約5万6000円。現在、行革に協力をすることから5%の約2万円を削減し、税金などを引かれて手取りは約28万円。それから、国民年金と国民健康保険税の月々支払額は約7万円。それから、新社会党の党員費をはじめ労働組合費、各種団体への月会費を支払い、残ったお金が家族4人の生活費。夏季・冬季手当てが命綱で、選挙費用も貯金しなければなりません。
仁義による出費が多く、『議員はお金を持っている』という昔のイメージが未だに残っており、新聞においては4紙を購読しています。お葬式が多い時は辛いですね。
自営業とか年金収入があるとか、就業されている議員は議員報酬以外に収入があるから良いものの、私のように議員活動だけで生活している家庭にとっては厳しいのが実情です。報道でたまに見かけます政務調査費の使途。私にとっては、議員活動をするうえで大変貴重な財源です。助かっています。
私は現在47歳ですから、共済年金を受け取るまでにはまだ長い年月があります。
この件についてはいずれの機会にして、今日の研修会、地方から変えていくことについての話しだろうと思いますので、しっかりと聞いてきます。