2011年12月23日。
ついに荒尾競馬、最後の日を迎えました。
いつもは閑散としていた無料の大駐車場が、この日ばかりはほぼ満車状態。
荒尾駅から競馬場へとつながる道路には、徒歩で向かう人・人・人・・・・。
私は、他の用事(お昼に満月の湯での忘年会やイカの配達など)があって、一日中競馬場でというわけにはいかず、それでも開門から配布された卓上カレンダーとコースの砂が入ったミニボトルをいただきました。
しかし、先着順に配布された記念タオルは貰うことが出来ず、この日の活
況振りがうかがい知れるところです。※追記しますが、8935人の入場と報道で知りました。
トロフィーとか法被などのチャリティーがありましたが、手にすることが出来ず、それにサインを貰うことが出来なくて写真も撮ることが出来なくて残念でした。
本当に、最後の荒尾競馬を心に刻もうと多くのファンで賑わいました。
午後3時30分からのグランドフィナーレ。
管理者である荒尾市長からの挨拶。騎手から調教師への花束贈呈。佐藤騎手の結婚式などなど。
そのときスタンドには、隙間がないほどの人で埋め尽くされ、誰もが廃止を惜しむ気持ちと感動を与えてもらったことに感謝の気持ちで一体になっただろうと思います。
あわせて、岩永千明騎手の涙ながらのお礼の言葉には、誰もが胸に熱いものを感じたと思います。
騎手13人のうち5人は北海道や佐賀などに移籍し、残りは引退とのこと。
競馬関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
これで、83年の歴史に終止符を打った荒尾競馬。
今後、清算業務がさらに進められていきますが、気になるところが再就職などの課題。
まだ再就職希望者の約70%しか決定しておらず、また騎手などとは協力見舞金の締結がなされておらず、そして清算費用の捻出など、これからの動向も注目しなければなりません。