大々的に報道されました、荒尾市民病院の建て替え地を競馬場跡地へ。
これは、荒尾市民病院あり方検討会がまとめた素案であり、❶広大で平坦な土地である跡地では、病院を中心に居住・介護・健康づくりなどが一体となった拠点を形成できること。❷国道389号線、JR荒尾駅、予定されている有明沿岸道路など、交通アクセスの利便性が高いこと。❸駅周辺地区の活性化、ひいては市全体の発展が期待できること、などを理由とされています。
今後の予定では、平成26年度中に基本構想と基本計画を策定、27~28年度に基本設計や造成などを行い、29~30年度に建設し移転。31年度に開院を目指すとなっています。5年後になるということですね。
事業費は、概算で約98億円。病床数は現在と同規模の274床となっています。
競馬場跡地は昨年、ソフトバンクホークスのファーム誘致に名乗りをあげた際に脚光を浴びましたが、今回は市民病院の建て替え地として注目されることになりました。
市民病院の老朽化は以前から指摘がされており、そのため建て替えに向けた検討会が発足され、今回の素案となりました。
土地が低いことから嵩上げ、津波や塩害対策として堤防の嵩上げ、土地が市と民有地で混在していることからその解決などなど、様々な課題が山積しています。
具体的な内容については分かりませんので、来る7月12日に市民説明会が開催されるようですから、参加することにします。関心を寄せる市民の参加は相当なものと思いますよ。