提案されている議案については、後日報告を致しますが、本日の議題では9月議会に提案された、平成20年度の一般会計・特別会計・企業会計の決算の認定について評決がありました。
これは、会計決算については慎重審議が必要であることから継続審査とし、決算特別委員会に付託され、その委員会での評決が委員長から報告。よって、会計決算について認定するかどうかを本会議で決定するというものです。
その中で、一般会計について『自転車操業を繰り返している競馬場への巨額の貸付金は展望が見えないので賛成できない』と述べられ、反対をされる議員がいました。
荒尾競馬を取り巻く議員の意見には様々にあります。厳しいのが実情です。市民の中にもそのような声があることも承知しています。
市長からは、議案提案の際に競馬事業について言及。県とも相談をしながら何とか再建に、存続に努力をしていきたいと述べられ、健全化計画の達成にさらなる奮闘が必要だと思います。
健全化計画が有効で、そして再建を果たしていかなければ、荒尾市が大変な状況になってしまいます。そのためにも競馬事業への13億円の貸付金があってこその計画ですが、本場開催でのLJSのような、昨日のジャパンカップのような賑わいを取り戻さない限り、収益事業の競馬事業。将来が見えないものとなってしまいます。
来週から始まる質問戦では、競馬事業についての質問が多いのかもしれませんね。