09年5月21日。多くの国民が不安や戸惑いを感じ、約7割の国民が『参加したくない』と訴えているにもかかわらず、
国民を強制的に参加させる裁判員制度がスタート。
新聞紙上等で実施前、そして今日の状況を報道していますが、どうなることやら。
私は、玉名簡易裁判所で開催された講習会、荒尾市女性モニター主催や荒尾市中央公民館主催の研修会などに参加し、学習を深めてきましたが、その中では、反対をする事が間違い、参加するのが当然と言った意見が飛び交い、疑問に思っている方の意見は出せない雰囲気でした。
新社会党は、この制度に反対をしています。
人を裁く事への不安、冤罪の片棒を担ぐ危険性、法律・凡例に疎い人から裁かれることへの抵抗感、・・・・・・・。
よって、私はこの制度に反対をしていますが、参加してどうだったのかを感じるためにも、通知がきたら参加してみようという気もあります。
我が家で、この制度についてDVD視聴による勉強会を開催。
中村雅俊さんが裁判官役、西村雅彦さんが裁判員役、ほかにも豪華キャスト出演による総務省制作の『裁判員制度』を視聴。やっぱり自分自身、裁判員になったら不安は隠せません。
まず一番は、裁判員として知りえた情報を人に話してはいけないことに耐えられるかどうか。
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事件に対し、真剣に判断しようと思うなら色んな方に相談しますよね。それが、裁判所内でしかできない。言いたい、相談に乗ってほしいことが、家族にも話してはいけない。耐えられません。
他にもありますが、書き出すと長くなるのでこの辺で。それだけ、不安が多いということです。
先日の新聞に載ってました記事では、裁判員に選ばれる過程の中で、事件を中立に判断するために
被告や被害者と面識があるかどうかが調査され、その際にその方の名前や住所等が分からなければ判断されないので告げられるようですが、強姦事件の場合、その被害女性との関係があるかどうかの調査については、名前を伏せてほしいという要望をしたということ。名前が、住まいが分からなければ関係があるのか判断しようにもできないのではとも思いますが、それは当然の事ですよね。
事件に対して国民感情を、国民の判断を取り入れるために始まった裁判員制度。
今でも、私の耳に残っているのが『法が裁く』と言われた言葉。それならば、法律に疎い者を巻き込むのは辞めてほしい。
問題が多すぎる裁判員制度。この制度での事件が、起きなければよいのですが・・・・・。