安倍政権で、育児休暇制度を現行の1年から3年に延長する話が出ているようです。
一方で、女性の雇用を控える企業が増えるのでは?とか、当の女性からもキャリアプランが心配という声が大きく、意外にもネガティブな反応が多いのだそうです。
欧州では女性どころか、男性にも育児休暇が浸透しており、成功事例が幾らでもあるのに、スポンサー至上主義&島国根性丸出しのメディアが、おかしな世論を作ろうとしているのでは?と勘ぐりたくなります。
この5月から官公庁では、早くもクールビズがスタートしました。
(民間では6月~9月が多いようです)
当初は「なんだよクールビズって?」と思ったものですが、2005年の小泉政権時に開始されて以来、いつの間にかすっかり定着して、今ではノーネクタイ&ノージャケットですむクールビズ・シーズンを心待ちにしている自分がいたりもします。
何かを大きく変えようとした時、目先のデメリットや、変わることへのネガティブ論が出るのは世の常ですが、保険制度や年金制度の崩壊をはじめ、中長期の視点にたてば、少子高齢化社会はデメリットの方がはるかに大きいのは明白です。
少子化対策について、日本は欧州等に比べると明らかに「発展途上国」であり、日本の未来の為に少子化対策は避けて通れない大きな課題となっています。
もちろん民間だけで何とかなれば良いのですが、海外での韓国との輸出競争など、官民一体で対策をとらないといけないものがあることを、在欧中に思い知らされたのも事実です。
一案だけでなく、二案、三案と、政府には思い切った少子化対策政策を打ち出して欲しいと思っています。