先日横浜方面から都内自宅への帰宅途中、五線紙を買いに、YAMAHA銀座店に行きました。
電車の乗り換えついでだったのですが、大学時代からよく同店で楽譜を買うことが多く、時計をみるとまだ閉店まで少し時間があったので、なんとなく足が向いたのですが、気がつけば同店を訪れるのは10年ぶり位。
クラシック音楽の楽譜が置いてあるフロアということもあって、そこにいる人々、空気、香りも“クラシック音楽”で、音大に通いオーケストラとクラシック音楽で育ってきた自分にとっては、懐かしい感覚でした。
五線紙はルーズリーフタイプのものもあり、曲を書いたり編曲したりするだけでなく、高校生の頃からソルフェージュや、メモ帳がわりにも日常的によく使っていたので、何となく五線紙を手にとると気持ちが落ち着きます。
平日の昼間はITの仕事をしており、仕事中の打ち合わせのMeeting Minutes(議事録)1つとってもPCを使って、ペーパーレスのこの時代に、、、と自分でも思うのですが、絵を書く人にとっての真っ白なキャンパスと同じように、僕達のような音を奏でる人間は、五線紙を手にとるとなんとなく“しっくりくる”のかもしれません。