拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

FROMハルガダ

2011-10-20 | その他


紅海リゾートのハルガダに来ています。

紅海は4年前のシャルムエルシェイク以来ですが、まるでUSの西海岸のような雰囲気のシャルムと違い、ローカル色が色濃く残るハルガダ。

お値段の方もシャルムは欧米とほぼ同じですが、全体的にハルガダはその半額程度といった感じで、かなりお値打ちです。


一方で、ホテルのプライベートビーチでも、魚がうじゃうじゃいるシャルムに対して、ハルガダは船で30分程度ダイビング&シュノーケルポイントまで移動して同じレベルという感じです。



さて今日は半日シュノーケリング(レンタル器具付で20EUR/人)に参加し、紅海シュノーケリング体験してきました。

魚はまずまずという感じですが、波が高く長時間泳いでいられない(流されてしまう)のに加えて、久々に船酔いをしました。


シュノーケル前から気分が悪くなり、そのままシュノーケリングをしたのですが、途中でかなり気分が悪くなって船に戻るはめに。

その後船上から、昼食のスパゲティーのミートソースを、魚の撒き餌にしてしまいました。(魚がたくさん集まってきましたが。汗)



なお今回はカイロ経由のフライトだったので、ギザに1泊したのですが、観光地の治安はかなり回復しているものの、観光客の数は4年前と比べ、4分の1から5分の1程度に激減している印象です。

観光収入が主なエジプトにおいて、これはかなり致命的で、ピラミッド前のラクダの客引きが、数少ない客を奪い合って仲間内で喧嘩している姿が印象的でした。

エジプトにとってのアラブの春の民主革命は、一般市民がパンを変えないほどのインフレに対して、腐敗した独裁政権が無策だったことが原因と言われていますが、旅人にとって世界でも屈指の魅力的な国だけに、1日も早く真のアラブの春がエジプトに訪れることを祈っています。



今回の写真等は、日曜日にドイツに戻ってから少しずつアップロードする予定です。





※写真:観光客の姿がまばらなギザの三大ピラミッド