拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

ヌオーヴォ城(ナポリ/イタリア)

2011-10-08 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


ナポリ王宮の隣に聳え立つ、ヌオーヴォ城(Castel Nuovo)です。

1284年にこの城を建設した、当時のナポリを支配していたアンジュー家が、それまでのナポリ王の居城だった卵城から移ったのが始まりと言われており、現在の外観になったのは1443年のアルフォンソ一世の時代なのだとか。

重厚な門構えの正面入り口は、アルフォンソの凱旋門と呼ばれています。


ヌオーヴォ城とは、これまでの卵城に対する「新しい城」の意味で、卵城や王宮、ヌオーヴォ城を含めた一帯のナポリ歴史地区は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。


ナポリ港のフェリー乗り場(Molo Beyerello)&マリッティマ駅(Stazione F.S. Marittima)から徒歩すぐです。

卵城(ナポリ/イタリア)

2011-10-08 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)



サンタルチア港のランドマークである、卵城(Castel dell' Ovo)です。

12世紀に時の支配者ノルマン王により建設され、13世紀にアンジュー家の居城として使われていました。


かなり小さい城ですが、城の名前の由来になっている、城の基礎に埋め込まれた卵が壊れると、ナポリの町が滅ぶという言い伝えがある程、軍事的に重要な拠点だったようです。


現在では、この卵城へと続くサンタルチア港を望む海岸通り(サンタルチア通り)近辺は、いつも地元民や観光客で賑わっており、ごちゃごちゃとした駅前や下町のスパッカ・ナポリと違って、明るく開放的な雰囲気があり、高級ホテルや高級レストランも、比較的多くこの界隈に集まっています。