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拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

マグロ(ツナ)と炒め玉ねぎのバルサミコソースがけ(パルマ/イタリア)

2009-01-15 | 世界の食
中トロのあぶり焼きやタタキに近い感じの半生マグロに、飴色になるまでじっくり炒めた玉ねぎを蜂蜜であえた付けあわせとルッコラを添え、極上フレンチのようなモデナ産バルサミコ酢のソースをかけた極上の一品。


ツナというよりはマグロという言葉を使いたくなる程、「和」を感じさせる一品で、まるで一流フレンチ(フランス料理)のイタリア人シェフが、日本人ゲストの為に和の食材と技法を使って創作料理を作ってくれたのかな?と思える程でした。
(きっとそんなことは無いのでしょうが。笑)


イタリア料理はどちらかというと、パスタや前菜等の方が日本人の口にあうイメージがありましたが、このメインディッシュを食べた時、軽快な第一楽章(前菜)から続く極上のオーケストラによるシンフォニー(交響曲)が、ブラス(管楽器)とコーラス(合唱)のアクセント&レガートのフォルテシモが鳴り響く、最高のフィナーレを迎えるかのように、自分の心と胃袋はカタルシスに満ち溢れていました。