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頑張れ!オリンピック22

2018-02-20 00:01:35 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 平昌五輪もいい感じになってきました。羽生選手に続いて、昨日の小平選手の金メダル。両方とも生中継を観れたので、感動とパワーをもらいました。まだまだ日本勢は頑張ってくれる事でしょう。ただ、岡山県民としては今回の出身選手が田中刑事選手1人だったので、地域を挙げて応援するという空気は薄かったですね。田中選手も初めての五輪という事で、ものすごいプレッシャーと雰囲気にのまれて、大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。岡山県代表の田中選手のフィギュア男子個人について、マスコミ報道をまとめてみました。
   
【師弟15年の全て 銀盤に】
 林祐輔コーチとの出会いは2003年。関西を拠点にする林コーチがヘルスピア倉敷で教える機会があり、倉敷・連島神亀小2年だった田中選手の滑りを初めて目にした。その後、門下生になると3回転ジャンプを次々習得し、きらりと光る表現力も備え、「上のレベルで戦える素材」と確信したとか。
 ジュニアで全国上位の力を付けた田中選手は、「ただうまくなりたい一心」で倉敷・連島中時代から毎週末、コーチのいる大阪に高速バスで通うように。林コーチも国内外の試合に常に同行。海外トップ選手の練習法を参考に、世界では必須の4回転ジャンプ等を教え込んだ。
 昨年12月、平昌五輪代表最終選考会の全日本選手権前に課したのは、毎日5時間超の猛特訓。本番、限界まで滑り込んで培った精神力も武器にフリー前半のミスを立て直し、後半で4回転ジャンプを決める。準優勝で3枠の代表に入った教え子の好演技は格別だった。共に初の五輪。
引用:山陽新聞(2/16)

【田中 フリーで挽回を】
 田中は男子SPの冒頭に跳んだ4回転サルコーで激しく転倒。上位24人に絞られるフリーに進出するのがやっと。12日の団体フリーに続くふがいない演技に「雰囲気に勝てなかった自分のミス。まだまだやりたい演技ができていない」と唇をかんだ。
 名前をコールされ、大歓声を浴びると「団体とは違う緊張感。これが五輪かと思った」。気持ちを落ち着ける余裕もなく、得点源の大技は踏み切りが不十分なまま空中に跳び出す格好となり、回転が不足。フリーでどこまで挽回できるか。「この緊張感に打ち勝つような生き生きした滑りをしたい」と完全燃焼を期した。
引用:山陽新聞(2/17)
   
【田中 貴重な経験、前へ】
 思い描いた演技はできなかった。フィギュアスケート男子の田中はフリーで得点源となるジャンプでミスが相次いだ。コーチ陣にねぎらわれて五輪のリンクを後にし、「いくら背負っても時間は戻らない。これを背負っていきたい」と気丈に話した。
 冒頭の4回転サルコーは着水まで美しかったが、続いて跳んだ4回転サルコーで転倒し、演技後半の4回転トーループ、トリプルアクセルも決めきることはできなかった。3月の世界選手権だけでなく、その後も見据え、「もっと表現の幅を広げたいし、4回転ジャンプも増やしたい」と成長を期した。
引用:山陽新聞(2/18)

【田中刑事「練習を出し切れず、それが僕の実力」】
「もったいないミスが2か所もあった。ショート(プログラム)に続いて失敗していたジャンプなので悔しいけど、何とか一つは踏ん張れた」と振り返った。さらに「全体を通して悔しい気持ちが残ってしまった。練習してきたものを出し切れず、それが僕の実力であり、大会の厳しさだと思った」
引用:読売新聞

 という内容で、ただただ残念というしかないですが、ネットでいろいろと観ていると、ちょっと面白い話がありました。演技が終わって、観客席から投げ込まれた花束等を拾って引き上げるのですが、羽生君の時はプーさんのぬいぐるみの雨でした。そして、田中選手の時にはあるボックスがありました。それはリンクブレインズボックス(中は空だったという情報も)というもの。詳しく知りませんが、カードゲームのようです。全日本の選手プロフィールには「趣味:カードゲーム」とあり、相当好きのようです。情報では、宇野選手と夜にカードゲームで遊んでいるらしいとか。かなり遊戯王カードが好きな事が伺えます。「デュエリスト」と呼ばれるそうですね。遊戯王で、デュエル・マスターズを初め、色々なアニメが好きらしいようですね。最後に親しみのあるエピソードが聞けて良かったです。
 何大会か連続で、倉敷から代表選手を輩出しており、今回の田中選手も名前を聞いて、個人的にちょっと誇らしかったです。次につなげて欲しいですね。田中選手もぜひ4年後を目指して欲しいです。羽生君は五輪出場経験があるのは大きかったという風にコメントしていましたが、田中選手も今回の経験を糧にして、頑張って欲しいです。一足先に岡山県民の平昌五輪は終わってしまいました。
   
 その後、面白いコラムを見つけました。リスペクトしたいと思います。「羽生結弦の「女房」&宇野昌磨の「アニキ」、2人を支えた田中刑事」というタイトルの週刊女性プライムの記事。羽生、宇野両選手の好調を支えていたのが田中選手で、一番常識人の田中選手が2人を気遣ってサポート役になっているという内容。ジュニア時代の宇野選手は田中選手が頼れる存在で、兄というより頼れるお父さんのような感じ。試合の夜は、ホテルの田中選手の部屋で2人でカードゲーム「遊戯王」で対戦。また、羽生選手は田中選手のことを、「女房みたいな存在」と語り、気の休まる相手。世話好きで面倒見のいい田中選手がいたからこそ、羽生、宇野両選手も自分の力を最大限に発揮することができたとあります。
週刊女性プライム該当記事:http://www.jprime.jp/articles/-/11716
田中刑事選手公式ツイッター:https://twitter.com/deka_1122
田中選手関連:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180213

コメント
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