ライブ観戦レポです。
初めてのシリーズです。毎日更新ブログ12年で、日本代表ネタを長くやっていますが、ほとんどがサムライブルーことサッカー日本代表、それ以外は侍ジャパンもあるし、火の鳥ニッポンこと女子バレー、最近はラグビーも取り上げています。そして今回、初めて「AKATSUKI FIVE」こと、バスケ日本代表を取り上げます。バスケW杯のアジア予選開幕です。その初戦、難敵フィリピン戦です。会場は日本(駒沢体育館)という事で、ホームフィリピン戦ですね。
一時期、bjとNBLで分裂状態でFIBAから国際試合からの締め出された年もありましたが、ついにこの時を迎えました。'94年アメリカW杯予選を思い出します。あの時もプロリーグが始まったばかりのW杯予選。ドーハの悲劇でしたね。サッカーは苦い思い出ですが、バスケは何としてもW杯に出場して欲しいです。DAZN留守録観戦です。
FIBAワールドカップアジア予選、グループB第1ラウンドのフィリピン戦です。今回からW杯予選はH&A方式を採用。4ケ国ずつの4グループで1次ラウンドを実施。この中の各上位3チームで2次ラウンドを実施。12ケ国が6チームずつに分かれて、その中の上位3ケ国ずつ計6チームと4位のチームのうちの成績上位1チームを合わせた7ケ国がW杯出場となります。再来年の2月までの長丁場です。これはFIFAワールドカップの予選方式をまねたものだとか。
あらかじめ定められた6回の開催期間のうち、4回は各国リーグの開催期間中と重複。FIBAが2015年に予選日程を発表し、各国リーグに試合日程を配慮するように求めたのだが、世界の2つのトッププロリーグ、NBAとユーロリーグが従わず。日本代表のうち、八村と渡邉量選手11月と2月の予選には出場できない状況。フィリピンは世界ランク30位で、50位の日本よりも格下。B1千葉の富樫選手の名前があります。
何と代表ユニの胸スポンサーはソフトバンク。Bリーグの独占中継権を持っています。スポナビでもライブやっていますが、よくDAZNでライブやってくれたんだと。キックオフ。第1クオーター(10分)。アルバルク東京から3人選ばれているそうです。元トヨタか・・・ フィリピンはサッカーでは格下というイメージですが、バスケでは高いし上手いし、日本よりも強そうに見えます。日本は高さに圧倒されているのか、ミスは随所に出て、そこからターンオーバーされて失点というシーンが続きます。硬さが見られると解説されています。最初の3ポイントシュートの3点から日本の得点は動きません。そこからフィリピンの独走状態。第1クオーターを終えて10-18。
第2クオーターキックオフ。遠目から3Pシュートを打ちますが、なかなか入ります。元bjのB1琉球の選手が出ています。統合して良かったですね。統合前だったら代表には選ばれていなかったです。公式戦で日本は14年間フィリピンに勝てていないそうです。日本はゾーンディフェンスだそうです。まるで某黄色いチームみたいだ。解説で「この辺りはBリーグ効果ですね」とかリーグ統合の効果が出ているという話は出てきません。まだ早いのか。
日本はフリースローを2本とも外しています。硬さなのか、これでは勝てません。日本チームの中で稗島選手が冴えていると解説されています。後半を過ぎてやっと、調子が出てきました。ホームの利も出てきたのか。ラマスHCは元アルゼンチンHDで、アルゼンチン人は日本人と背丈が近いところも注目されて招聘されたとか。第2クオーターを終えて28-35
第3クオーターキックオフ。観客席に選手の巨大お面が見えます。まるで日立台のゴル裏みたいだ。腕の長さの違いが微妙に出ています。2点差まで迫りました。流れが来ています。連続10得点で38-37で逆転しました。理想的な後半の立ち上がり。富樫選手は身長が167cmで低く見えますが、よく走っています。日本のブースターが来ている応援Tシャツですが、ファジレッドと同じに観えます。本当に近い色だな。この前の群馬戦のTシャツとそっくり。第3クオーターはよく店が取れています。ボールの動きが早くなってきました。どの選手も前半の堅さが取れてきました。第3クオーターを終えて55-59
運命の第4クオーターキックオフ。客席からはニッポンコール。バレーと同じだ。屋内スポーツはこうなるのか。富樫選手が立て続けに3P決めています。前掛かりに出て、カウンターでやられました。得失点の事を考えたら1点でも詰めた方がいいです。残り0.2秒でフィリピンがタイムアウトを取る。わずかの時間でもベストを尽くすという事か。71-77で試合終了でした。黒星発進。この結果をどう見るのか。FIBAは五輪の開催国枠を保証しておらず、日本は開催国枠で年東京五輪に出場するには、W杯16強程度の成績が必要と見られているようです。日後は強豪アウェー・オーストラリア戦です。サッカーでは調子が悪いチームでも、バスケでは格上です。フィリピン戦の結果は善戦なのか、惜しかったのか。