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がんばれ!ニッポン4

2018-03-20 00:01:30 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 リスペクトコラムです。
 東京五輪を目前に控え、現在W杯予選で苦しんでいるAKATSUKI FIVE(バスケ日本代表)。負けが込んで現在グループ最下位で、五輪出場が風前の灯となっています。当ブログでも開催国枠で出るのはしんどいかなぁと思い始めていました。そんな中、一つ面白いコラムがあったので、ちょっと紹介します。そういうW杯予選から五輪出場を決める流れとは違う、別の力が働きつつあるような内容ですね。
    
【FIBA事務総長の気になる発言から考える】
〔保証されていない東京五輪の「開催国枠」〕
「バスケットボールは他競技と違い、五輪の「開催国枠」があらかじめ保証されていない。直近のリオデジャネイロ五輪、ロンドン五輪は結果的に開催国が推薦出場を果たしたが、FIBAの意思決定機関「セントラルボード(中央理事会)」が検討、決定をした末のことだった。東京五輪では男女の5人制、3×3(3人制)4種目の開催が予定されているものの、推薦のプロセスは明文化されていない。」
「一方の男子は18年2月末の時点で世界ランクが48位(18年2月28日時点)。15年のアジア選手権では18年ぶりの4強入りを果たしたが、五輪の自力出場となるとかなりの高い壁と言っていい。」

〔バウマン事務総長による注目発言〕
「W杯それ自体も重要な大会だが、ここへの出場が東京五輪自力出場の前提となる。仮に好成績を残せなかったとしても「出場権を自力で獲得して本大会で善戦する」ことが、FIBAの推薦を得る材料になる。W杯アジア1次予選に参加しているのはアジア・オセアニアから16カ国だ。日本は17年6月に長野で開催された東アジア選手権の結果から、この出場権を得ている。12カ国が最終2次予選に進み、7か国が本大会出場権を得る仕組みだ。2019年大会は中国で開催されるため、合計8か国がアジア・オセアニア地区から参加することになる。」
「そんな中で来日中のバウマンFIBA事務総長が、日本の五輪出場について注目すべき発言を行った。彼は3月18日に行われた、JBA臨時評議会に関するメディア・ブリーフィングでこう述べている。『次回の(FIBAの)セントラルボードが6月に開催されるので、そのときにどういう条件ならば(日本が東京五輪に)出場できるかという協議も行う。とりあえず(男子W杯1次予選の)残る2試合の状況を、見極めたいと思っている。FIBAは決して皆さんをいじめたり、邪魔をするために動いているわけでなく、日本をサポートしたいと思っている。成績だけではなく、それ以外の視点からも見極めたい。代表チームに関してだけでなく、日本バスケの発展が今後どのように進められるかを考慮する。結果にもっていくために、どういう道筋を進んできたかが考慮対象になる』」

〔三屋会長が続投内定も責任は重大〕
 6月にFIBAのセントラルボードで、まず東京五輪の推薦出場枠の方向性が決定されることになる。それをトップが明言した。バウマン事務総長の発言は間違いなく「柔軟性」を残したもので、男子日本代表が1次予選、2次予選で屈した場合の出場権獲得についても含みを残しているといっていい。

〔「自力」と「推薦」2つの焦点〕
「W杯から五輪につながるプロセスは、現時点でこう決定している。男子W杯の出場枠は中国大会から8枠増の「32」に拡大されたが、五輪は「12」と狭き門だ。W杯参加国の中から、東京五輪の自動出場が決まるのは7チーム。大会の成績から「アジア」「アメリカ」「ヨーロッパ」「アフリカ」「オセアニア」という5大陸の最上位と、アメリカ、ヨーロッパの2位が出場権を得る。
 残る5枠を争うのが世界最終予選だ。まず「自動出場権を得られなかったW杯参加国」の上位16チームがここに回る。そこに加えて「アジア・オセアニア」「アメリカ」「ヨーロッパ」「アフリカ」の4大陸から2チームずつが推薦される。
 日本はW杯でアジア最上位となり「7」に入ればベスト、W杯で出場権を得られずとも「16」枠に入ればベターだ。またその「16」枠に日本が入れなくともアジアの国がそこに入れば、日本は「五輪世界最終予選への推薦出場」という確率が上がる。つまり「最終予選出場の推薦を得られるかどうか」という点も日本代表の強化、五輪出場に向けた焦点となる。
 最終予選は16+8の計24チームが、4つのグループに分かれてリーグ戦を戦い、各組の首位が五輪の出場権を得る。日本が開催国枠を得られなかった場合は、各組2位の中で最上位チームが最後の枠を得る。繰り返しになるが重要な決定が下されるのは6月のFIBAセントラルボード。男女ともに五輪予選方式に関してより詳細な方向性が提示されることになる。最終予選の出場権をFIBAが決めるのか、それとも大陸ごとに決めるのかといった部分も含めて、そこで固まるはずだ。」
引用:スポナビコラム

 これらの記事を読むと、やはり、別の力が働く可能性がある事がわかります。6月に開催されるFIBAのセントラルボード(中央理事会)が気になります。記事ではこのセントラルボードで、どういう条件ならば(日本が東京五輪に)出場できるかという協議も行われるとか。バスケットボールは他競技と違い、五輪の「開催国枠」があらかじめ保証されていないようですが、余りに弱すぎる国を開催枠で出場させるのもどうかとも思います。
 また、五輪出場は、予選を勝ち抜く形の他に、推薦出場という形もあるようで、セントラルボードで、日本を推薦できるかどうかが話し合われるのではないでしょうか。確かに出場枠は欲しいところですが、実力の伴わない推薦というのもどうなのか。開催国で出たはいいが、連戦連敗で地元で恥をかき続けるというものねぇ。
 一番望ましいのは、AKATSUKI FIVEが強くなる事です。そのためには時には荒療治も必要なのかもしれません。HDを替えるとか、選手を少し入れ替えるとか。とにかく今のままでは勝てないでしょう。
AKATSUKI FIVE(バスケ日本代表)関連③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180226
      〃                   ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180223
      〃                   ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171125

 全然話は変わり、樽部長から連絡が入り、MことK氏に関する署名運動の近況を教えてくれました。近々語る会を予定しておりますが、またその時に詳しい話が聞ける事でしょう。とにかく樽部長の気持ちが強い。

コメント
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