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サッカーフリーク集まれ28

2019-08-21 00:01:31 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 いつものように先週末のFOOT×BRAINの留守録を観ていると、ちょっと面白かったので記事にする事にしました。さすが、多彩なジャンルの知を楽しみながらサッカーの可能性を広げる番組。面白く観させていただきましたが、最後に頭を抱えてしまいました。
   
【FOOT×BRAIN×サッカー×ファッション】
 サッカーTシャツに女性客が殺到。実は近年ファッションのトレンドは「スポーツスタイル」。アシックスとWilliam Westwoodのようなスポーツブランド×ハイブランドも増加し、サッカーとファッションの関係性が深まる新たな可能性。

BALR(ボーラー)〕
 元オランダ代表のデミー・デ・ゼーヴ、グレゴリー・ファン・デル・ヴィール、エルイエロ・エリアの3人のサッカー選手がたと上げたラグジュアリーブランド。コンセプトは「サッカーとファッションの融合」。スポーティーでラフな着心地だが、どこか漂う上品さと高級感。愛用者にはスター選手や芸能人も多い。BALR.の総輸入元がバランススタイルの高畠社長。セレクトショップ「BALANCE STYLE」の代表を務め、その顧客にはサッカー選手を始め、多くの著名人が名前を連ねる。お店のコンセプトは「サッカーのあるライフスタイル」。BALRを始め、スポーティーかつ上品に着こなせるブランドを取り扱っている。
   
 日本にBALRが上陸して1年半経つが、今や入荷すればすぐ売り切れになる状態。他にもサッカーにまつわるブランドを広めている高畠社長には「ファッションこそ日本サッカー進化のカギ」という強い信念がある。欧米では何年も前から、ラグジュアリーブランドがサッカークラブのオフ・ザ・ピッチのスーツを手掛けている事は根付いている文化であり、当たり前になっている。
例)DOLCE&GABBANA×ACミラン、DSQUARED2×マンチェスター・シティ
 サッカーが文化として根付く土地柄だからこそ、ファッション文化とも自然につながっている。サッカー選手は日常生活でもカッコいいという事が、もっと知れ渡ると選手に憧れる子ども達、今までサッカーに興味がなかった人たちも、行ってみようかなと思えるようなきっかけが作れる。サッカーファン以外の人を取り込むためには、視覚から入る事も大事。ファッションを入り口とする日本サッカーの発展にもつながる。
   
〔ファッションブランド×サッカークラブ:nico and ...
 日本でもそのコラボレーションが活発になってきている。洋服・雑貨・家具等を取り扱う女性人気のブランド「nico and ...」で好評を博している企画がJリーグクラブとのコラボ。このブランドのデザイン力とファッション力でユニフォームとは違う普段も着られる、女の子もスタジアム外で着られるデザインTシャツを作れば話題になるのではと思った。2018年Jリーグ25周年を機に33クラブとのコラボTシャツを制作し、即完売。今年は39クラブとのコラボ。デザイナー数名が担当クラブをリサーチしデザイン。
 幅広い女性客が「nico and ...」をきっかけにクラブを知る。地元を愛するという意味で購入する人や、全く関係なくデザインだけで買う人もいる。それをきっかけにJリーグクラブを好きになり、相互送客となる。全39クラブを取り扱っているのは原宿の旗艦店のみだが、全国各地の店舗では地元クラブのみ取り扱い。該当ページ
   
〔サッカー×ファッション:BEAMS〕
 シュミット・ダニエル選手が所属するシント=シントロイデンVVのアウェーユニフォームをデザイン。
〔サッカー×ファッション:SHIPS〕
 2012年からFC東京の移動用ウェアをサポート。スーツスタイルから上品なジャージスタイルに。
〔サッカー×ファッション:ファッションデザイナーがJ1札幌そのものをデザイン〕
 世界的デザイナー・相澤陽介がクラブのブランドイメージを構築。クラブポスターや、普段使いができるデザインのアパレルグッズ。PR動画は従来のクラブイメージを超えるイメージ作りに成功。
   
 ファッションを掛け合わせる事で、クラブの価値を上げて集客につなげる。そういうクラブのブランドアップにはファッションという要素は重要。ニューヨーク・ヤンキースやエンブレムを一新したユベントスで、ファションアイコンとなるクラブを目指している。ブランド力アップは今や世界中のクラブの急務。
 
〔サッカー×ファッション=ブランド力アップ〕
 様々なコラボが話題になっているのが、パリ・サンジェルマン。人気の理由は人気選手の獲得以外にファッションもある。マイケル・ジョーダンブランドとのコラボ。ノートルダム大聖堂特別チャリティーユニフォームを作成。慈善活動に留まらないデザインも話題に。そのパリ・サンジェルマンが日本に注目。海外クラブ初の日本オフィスを設立。原宿にオフィシャルストアーを開設。ストアーを手掛けているのは日本のブランドの「EDIFICE」。
   
〔サッカー×ファッション×SNS〕
 みんなが投稿したくなるような洋服やアイテム。ファッションという側面から日本サッカーをボトムアップしたいと高畠社長。スポーツ選手の概念を変えるファッション先駆者だったのがカズ選手。SNSで発信されるプライベートものぞき見できる時代。オフ・ザ・ピッチの重要性は現代に欠かせない。

 という内容でした。実は当ブログもJクラブのアパレスグッズのファッション性には大昔から注目しており、2005年の大昔、J2岡山がNPO時代(中国リーグ)だった、ヒューマンSCのグッズ委員会で、初めて応援Tシャツを作ろうとした時に、J1クラブのお洒落なグッズTシャツを提示した事があります。でも、結果は大きく旧エンブレムが入ったデザインになり、10年早かったかと思ったものでした。その後、Jクラブの様々なクラブから、お洒落なアパレスグッズが売り出されるようになりましたね。
 いいですね、BALR。いつか買いたいですね。そして、「nico and ...」。全39クラブという事ですが、当然地元岡山のどこで買えるのか気になる。でも、今まで県内でそんな話は全く聞いた事が無く、嫌な予感を感じながら調べてみると・・・

〔参加クラブ一覧〕
[J1] 札幌/仙台/鹿島/浦和/F東京/川崎/横浜FM/湘南/松本/清水/磐田/名古屋/G大阪/C大阪/神戸/広島/鳥栖/大分
[J2] 山形/水戸/栃木/大宮/柏/千葉/東京V/町田/横浜C/甲府/新潟/金沢/岐阜/京都/山口/徳島/愛媛/福岡/長崎/鹿児島/琉球

 あちゃー またJ1、J2を通して名前の無いのが岡山だけになりました。どうしてこういう事が起こるのか。J1が18クラブ+J2が22クラブで合計40クラブ、39クラブという事は足りないのは1クラブのみ。それが岡山・・・ たかが1つの事例と思われるかもしれませんが、果たしてそうでしょうか。
 古くはJリーグ公認マスコットの話(現在は知りません)や、当ブログで指摘する「Jマジ20」なんかも、岡山がなぜか入っていません。当ブログをよく読みこんでもらうと、なぜ岡山の名前がここに無いの?という事例がいくつも出てきます。内情は知らないし、「岡山スタイル」と呼べる独特の価値観なのかもしれませんが、その価値観の指標をぜひ知りたいですね。他クラブでは見られない「全来場客に無料チケット進呈」という「ディスカウント」も同じようなイメージに映ります。この辺りは個人の主観も出てくるので、この辺にしておきます。
 確か、J2岡山は女性来場者の比率、新規来場者の比率も他クラブと比べて少なかった記憶があります。今度、女性来場者を
ファジマドンナと呼んでキャンペーンを行うそうですが、少しでも効果が現れる事を地元として祈念しております。「nico and ...」については、興味があるので、改めてリスペクト記事を書くとしよう。

コメント
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