6/25(土)PM2:00~竹の丸座敷において、第3回目となる「遠州祭研究会」の総会が開かれました。今回は新しい仲間も加わり、総勢16名の参加がありました。
総会に先立ち、前掛川西高校々長で掛塚屋台まつり保存会のN倉S一郎氏から、9/25(日)福田町中央公民館で開催予定の「遠州屋台祭まつりシンポジウム」について、開催の趣旨や要領などの説明と協力要請がありました。
遠州祭研究会々長のT中K平氏から、「祭りについて」のお話、江戸の祭り囃子の変遷や横須賀のお囃子との関係など、さらに笛の流派についての解説がありました。また佐原囃子や神田囃子をテープで聞きながら、三社囃子のルーツに迫りました。
遠州各地のお囃子・笛の実演コラボレーション、三社祭礼囃子保存会のS木氏、I川氏、M浦氏の3氏にご足労いただき、横須賀のお囃子に森の笛、また森の太鼓に横須賀の笛を合わせてみたり、地域それぞれの特徴・違いと共通点などを検証しました。
ところ変わって懇親会会場「U嘉」さん2F宴会場、三味線も加わって「掛川祭」のお囃子の披露、撤花と馬鹿囃子の違いも比べました。
「ヘタな太鼓は聞いてられないわ」と会所(えしょ)の娘さん登場、見事なバチさばきで「徹花」を披露してくれました。
「遠祭」vol.3、会員それぞれの祭りについての寄稿文が掲載されています。
「みこしとひきもの」展、6/30~7/30、國學院大學伝統文化リサーチ資料館にて。神田祭礼絵巻(神田神社蔵)をはじめ、牛鬼のカブ(三島神社蔵)、年中行事絵巻(國學院大學蔵)、日光祭礼絵巻(同)など展示、入館無料。http://www.kokugakuin.ac.jp/oard/
◇次回「遠州祭研究会」は、8/20(土)二俣まつりの現地見学会を予定しています。
H24三熊野神社大祭まであと285日