例のこの本の
このマトリョーシカを参考にしました。
1903年頃のもので12ピースとあります。最初のこの子は二重まぶたで眉の下もくっきりくぼんで描かれていて、青い目をしていて、ベニシアさんを思い出します。
(ベニシアさんなんて呼んでますが、別に親しいわけではなく、「猫のしっぽカエルの手」というEテレの番組などに出演されている、京都に住んでハーブを育てたりしているイギリス人の方です。その程度の情報です。)
他の子は全員外套を着ていて、目は黒で一重でさっと描かれています。12ピースなので結構大きいんじゃないかと思います。
ところで、古いマトリョーシカは大体上の服と関係なく台座が黒く塗られているものが多いです。
これは自分の持っている古いタイプのマトリョーシカで、1950年代頃のもの。
それで、台座も黒く塗ってみたのですが
顔、その他服装とのバランスで見ると、黒はきつすぎるので、多分また黄色(スカートと同じ色)に塗りかえると思います。 (これは黒く塗る前の写真)。
そうですね。黒だとちょっと重いし、自分の人形だと、色がうるさい感じがします。
イコン画。確かに、イコン画の職人(画家)がこの時代にマトリョーシカの方に流れたというようなことを何かで読んだことがあります。
私も勉強不足でわからないことが多く、ただ雰囲気でやっているのですが、パレフ塗りとかジョストボ塗りとかフェドスキノとかホフロマとか…いろいろな塗りの(絵の)技術がロシアにはあるようです。それがお土産物とは別に、アーティスト物としてマトリョーシカに芸術的に反映されています。
大きめのマトリョーシカにイコン画風なものが細密に描かれているのも写真で見たことがあります。
奥が深いです…。