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作家 井上香織 Official Blog

せつない純愛小説、やさしい目線で描かれたエッセイで人気の作家 井上香織が贈る癒しの空間 

久しぶりの診察

2015-12-06 | ★Diary★

無理やりの退院から、約二週間・・・


みなさんの励ましのおかげで、

実家にて車椅子生活の母、そして私も。

なんとか元気に過ごしております 

 

そして。作日。

担当医の診察を受けるため、病院へ行ってまいりました ・・・

 

午後1時。

私ひとりが病院へ出向き、受付。

一度、自宅へ戻り、今度は2時からの診察開始にあわせ、

母を連れて再び病院へ。

 

・・・しかし。

相変わらず。自宅玄関先の2段の階段は、母にとって鬼門 

隣家の妹が、手伝いに来てくれました 

 

駐車場から、病院の車椅子にて院内へ。

まずはレントゲン撮影。

そして・・・診察室の前へ移動。


ようやく母の番号が呼ばれたのは、1時間半後のことでした 


先生は、いつものようにレントゲンの画像を見つつ、

こうおっしゃいました。


「骨はちゃんとついてきています。

今日から3分の1。右脚に加重して大丈夫ですよ。

2週間後に、また来てください。そのとき経過が良ければ、2分の1。

年内に、全加重できるかもしれません」


・・・着実に回復に向かっているようで、ほっといたしました・・・


その後。

入院中から、リハビリを担当してくださっているМさんのもとへ。

本日も超音波治療と、手すりを使った歩行訓練。


一方、私は時間短縮のため、

処方していただいたお薬を受け取るため近くの薬局へ。

 

すべてを終え、病院を出る頃には、外は真っ暗になっていましたが。

『3分の1』の許可がおりたのが、うれしかったらしく、

助手席の母は、

「晩御飯、なににする? 久しぶりに鰻にしようよ 

弾んだ声。


・・・どうぞこのまま何事もなく、車椅子から、もとの生活に戻れますように・・・ 

 

 

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キーウィの収穫・・・

2015-12-02 | ★母の庭の花々★

キーウィの収穫をいたしました 

 

参加できない車椅子の母は、部屋の窓越しに監督係り 


・・・収穫前に写真を撮るのを忘れてしまい・・・

この写真は、夏に撮ったもの。


「今年はこんなちっちゃいのばっかり」


籠に入れた直径5センチほどのキーウィを見せると。

膝の上に広げた植物図鑑で、なにやら研究していた母は、とても残念そう。


母 「この時期、油粕入りの骨粉を根元に追肥すると、来年の実のつきがいいんだって」

私 「・・・こっぷん? もしかして骨の粉?」

母 「そう」

私 「きゃっ、やだ。なんの骨?」

母 「よく知らないけど、牛とか動物の骨じゃないのかな。 

物置の左側の棚に置いてあるから、撒いてくれない?」


裏の物置に行くと、確かに。

『油粕混合骨粉』という、さらさらした肥料らしき物体が入った袋を発見 


私 「ただ撒けばいいの?」

母 「そうね・・・少し根元を掘って土と混ぜてくれる?」


やれやれ・・・

その日、朝から庭仕事に励んでいた井上は、

すでに腰に痛みを感じはじめておりましたが。

母の専属庭師見習いである私は、

その言いつけを忠実に実行しなければなりません。


根を傷つけないよう、キーウィの根元の土を小型のスコップで掘り返し、

あとは手で掘り進め、

そこに追肥を行いました 


作業を終え、ふと気づくと、医療用ゴム手袋の指先に穴があいて。 

右手人差し指の爪の中に、深く土が入り込んでおりました 


これだから、ネイルなんて無理なのよね・・・

 

ちなみに。

帰宅後、調べたところ。

『骨粉』とは。

獣骨を砕いて乾燥させたもの。

リン酸カルシウムを多く含み、分解を早める油粕と混ぜて使用すると、

果実の実りを豊かにしてくれるそうです 

 

 

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