作家 井上香織 Official Blog

せつない純愛小説、やさしい目線で描かれたエッセイで人気の作家 井上香織が贈る癒しの空間 

母の庭の花々~クレオメ

2021-07-30 | ☆きらきら日記☆

またまた クレオメ の登場です  


じつは、私と母は、今年の春、はじめて出逢った

クレオメ という名になかなか馴染めずにいたのですが。


クレオメの和名は・・・

西洋風蝶草  

また 酔蝶花 ともいうそうです。

 

その名の通り、

風に舞う蝶に似た風情があります 


原産国は熱帯アメリカとのこと。


一年草ですが、こぼれ種でも増えるようです 

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オリンピックにまつわる母との会話

2021-07-26 | ★Diary★

オリンピックがはじまりましたね。

以下は、開会式の翌日、電話で母とかわした会話。

 

母 「先頭で旗をもっていた男の人。すごぉ~く背が高かったね~っ」

・・・もちろん、八村塁選手のこと・・・

母 「あの人って、ほら・・高いところにある網みたいなものに

玉を入れる競技・・なんていったっけ・・?

その選手なんでしょ?」

・・・もちろん、バスケのこと・・・


[バスケットボール]という言葉が出てこないが故に、

母は必死に馴染みの薄いバスケのシーンを思い浮かべ、

状況説明文をひねりだしたのでしょう。

素晴らしく的確なその表現に、ふたりで爆笑してしまいました。


このコロナ禍で、母は書道教室へ通う回数も減り、

人と会話をする機会が少なくなったせいか、

最近よくこのようなことが起こります。

顔は思い浮かぶのに、名前が出てこなかったり・・・


もう少し頻繁に母と会話する時間をつくらなければと

思いつつある井上なのでした。


冒頭の写真は、母の庭の キウィ

数は少ないけれど、こんなに大きく実りました  

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母の庭の花々~クレオメ

2021-07-22 | ★母の庭の花々★

ここ数年、種から植物を育てることに熱中している妹の影響なのか、

五月頃、母がこの クレオメ という花の種を購入。

六月下旬は・・・

まだ、こんな感じだったのですが。

いっきに花が咲きはじめました 

このほかにも濃いピンクも咲きそうな気配・・・

 

花期は十月までとのこと。

ただ・・・

茎に細かい棘があるので、お手入れをするときは

注意が必要です。

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お盆の夜更けに・・

2021-07-18 | ★Diary★

東京はこの時期、お盆。

ということで、実家へ帰ってまいりました 

翌日が送り火でしたので、一泊することにしたのですが。

母に「おやすみ」を言って明かりを消したあと。

夜更けに外で騒がしい笑い声が・・・

何事かしらと、起き上がり、

洗面所の小窓を5cmくらいそっと開け、外を覗いてみると、

すぐ近くの公園の入り口に数人の人影が 

母も起きてきたので、ふたりで息をひそめしばらく観察いたしました。


数人の人影は、どうやら二十歳前後の男子。

みんなバイクで集まったらしく、

バイクにまたがったまま缶入りの飲み物をあおったり、

口元には時折、赤い光が点るのが見えました。


午前0時を過ぎた頃になり、バイクの爆音が轟き、

ようやくあたりはいつもの静けさを取り戻しました。


翌朝、ふたたび洗面所の小窓から公園の方を見たところ、

そこには缶ビール数本とおびただしい数の煙草の吸殻が、

くっきりとした朝陽に照らし出されておりました。


「あのバイクのひとたち、飲酒運転だったってことよね」

「前にも何回かこういうことがあったんだけど、

公園のお掃除の人って、週に2回しか来ないの」

母は心配そうに、そう言っていましたが。

それから、掃除や洗濯、朝食のしたくなどで慌ただしく過ごし、

また、ふと公園の入り口を見ると、

昨夜の喧騒などなにもなかったかのように、

すべてきれいに片づけられておりました。


おそらくご近所のどなたかが掃除してくださったのでしょう 

その方に感謝するとともに、

なんとなくやるせない想いになりました。

コロナ禍で、いわゆる「路上飲み」が横行していると聞いてはいましたが、

それは繁華街やターミナル駅の駅前広場でのみ

行われているわけではなかったのですね。

私が生まれた年に完成し、毎日のように通っていた愛着のある公園で、

こんな夜宴が繰り広げられていたなんて・・・

自粛生活を強いられるようになってからもう1年半。

たまには仲間と集まり、ストレスを発散したい気持ちはわからなくもありませんが。


しかし・・・

マスクなしの交友でコロナに感染するのは自己責任だとしても。

その先に、また新たな感染者が発生することになるかもしれません。

そして。

寝静まった住宅地に響きわたる笑い声、                   

公共の場所で自分たちが出したごみを放置したまま立ち去ることが、

どういうことか、彼らはまるで考え及ばなかったのでしょうか。

ましてや、飲酒運転はれっきとした違反行為であり、

重大な事故につながりかねません。

 

写真は、母の庭のグラジオラス 

送り火を済ませた後、庭の花々を手に、

父のお墓参りに行ってまいりました。

 

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肺がん検診と母の白いタンクトップ

2021-07-14 | ★Diary★

自治体が行っている肺がん検診に行ってまいりました。

昨年はコロナのため、見送ったこともあり、

たぶん、数年は間があいてしまっていたような・・・

 

実家へ帰った際、母に、

「来週、肺がん検診なの」

と言ったところ、

「だったら、ちょうどいいものがある  」

母は納戸を兼ねたクローゼットへ入り込み、

たんすの引き出しからなにやら白い衣類を取り出しました。

 

それは、ユニクロの白いシンプルなブラ付きタンクトップ 

おまけにエアリズム  

・・ノースリーブなど着たこともない母が、

このようなものをどんなタイミングで

買い求めたのか謎ですが・・笑・・

 

そして検査当日。

私はこのタンクトップを着用し、その上にシャツを羽織り、

検査へ出かけていったのでした。


名前を呼ばれ、狭い検査車の中へ入ると、

すでにレントゲンを撮り終えた年配の女性が、着替え中。

窮屈な下着をいろいろ着込んできてしまったらしく、

なかなか大変そう・・・

しかし。

私はシャツを脱ぐだけでスタンバイOK 

早々に検査を終えることができました。

 

帰宅後、

「あのエアリズムのおかげで、とってもラクだった」

お礼を兼ねて母に報告の電話をしたところ、

「よかったねっ。サイズが合ったのならそのまま返さなくていいから」

とのことでした。


というわけで。

純白のタンクトップを譲り受けることとなりました。

けれど。

腕出し厳禁のお年頃なので・・・(笑)・・・

インナーとして着用させていただく予定です。


・・・冒頭の写真は母の庭のダリアです・・・ 

 

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