作家 井上香織 Official Blog

せつない純愛小説、やさしい目線で描かれたエッセイで人気の作家 井上香織が贈る癒しの空間 

母の庭の花々~クレオメ

2023-07-31 | ★母の庭の花々★

こちらは、こぼれ種で育った クレオメ

昨年は・・・

その前の年に採取しておいた種をプランターに撒き、発芽を待ち、

ある程度、育ってから地植えするという正式な工程だったのですが。

今年は、庭のあちらこちらから芽が出てきてくれたので 

しばらくそのまま放置し、

5cmほどに育った苗を母が希望する場所に植え替えました 

 


それにしても。

体温を越える気温の日が続いており、庭の手入れは辛いものがございます。

早朝から日陰を選びつつ、作業を行うのですが、

この時期は庭に出る前の作業着選びも悩ましく・・

紫外線予防&虫対策&熱中症回避

この3つを兼ね備えた衣類がなかなかないため、

いつもどれを優先するか苦慮することに・・・

とはいえ、今は[熱中症回避]を最優先としております。

 

以前にも書かせていただいたかと思いますが。

私は高校時代、バレー部の校内合宿の際、蒸し暑い体育館で倒れてしまった経験があります。

校内合宿ですので、柔道場(?)にて宿泊し3泊4日。

朝のランニングから、午前、午後と体育館での練習などなど。

かなり激しいスケジュールだったように記憶しています。

3日目の午後。体育館での練習中。

妙な頭痛と指先の麻痺にはじまり、「なにかへん?」と思っているうちに

しびれのような感覚は脚にまで達し立っていられなくなり、その場に倒れ込んでしまいました。

私の異変に気づき駆け寄ってきてくれたメンバーに、

「大丈夫だから」と明るく言おうとしたのですが、

口元もぴりぴり麻痺しており言葉を発することができませんでした 

そのとき意識はまだしっかりしていたのですが、

はじめて経験する体の異常に驚愕・・・

その後、意識混濁・・・

私はバレー部OBたちの手により保健室に運ばれたそうです。

そんな経験があるため。

あのとき同様の妙な頭痛、そしてしびれ等の気配がした際は、

早々に切り上げるようにしています。

 

みなさまも、どうぞ気をつけてお過ごしくださいませね 

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「もしかして広瀬すずさん?」

2023-07-27 | ★Diary★

先日、母の整形外科受診のため、病院へ行ってまいりました。

予約時間の10分前に手続きを済ませ、

母とふたり広い待合室のいちばん後ろの椅子に腰かけ、

小声でおしゃべりしつつ名前が呼ばれるのを待っていると、

「もしかして、広瀬すずさん?」

通路側にいた母の背後から、男性の声が・・・

「・・えっ

驚いて振り返ると、そこにいらしたのは、

約10年前、そしてその4年後。2度にわたり母が骨折で長期入院中、

リハビリでお世話になった担当の先生でした 

「あら、先生、お久しぶりです」

「こちらこそご無沙汰です。お元気そうですけど、今日はどうされましたか?」

「3か月に1度、診ていただいていて。でも先生もお元気そうで」

「いやいや。もう年でね~っ。腰にきちゃって。大変なんですよ」

顔をしかめ大袈裟な動作で腰をさすり、私たちの笑いを誘いながら先生は、

「また転ばないように気をつけてね。

それから。座っているときも腹筋を意識するようにした方がいいですよ」

そうアドバイスの言葉を残し、爽やかに去って行かれました 

 

多くの患者さんたちの回復の手助けをしている彼は、

顔と施術箇所は覚えてはいるものの名前までは思い出せない・・というかつての患者さんに、

女性に限り

「もしかして、広瀬すずさん?」

声掛けのきっかけとして、いつもそうしていらっしゃるのかもしれません 


残念ながら、母は最近の映画もドラマも観ていないため、

先生の気配りがまったく響いていなかったようでした 

まだ待ち時間がありそうでしたので、スマホで【広瀬すず】を検索し、

彼女の画像を母に見せたところ、

「・・こんなに若くてきれいな女優さんなのねっ

苦笑いを浮かべつつ、まんざらではない様子でございました 


先生には・・・

退院したあと1年近くリハビリに通いお世話になったというのに、

お名前を失念してしまい、こちらこそ失礼してしまいました 

当時の母にとってリハビリは辛いことも多かったに違いありませんが、

彼のように明るい方がいてくださったからこそ、母もなんとか乗り越え、

現在のようにひとりで歩くことができる生活を享受できるようになったのではないかと

心より感謝しております 

また、このたびの素敵な心配り、ありがとうございました 


しかしながら。

もう二度と、母が転倒骨折し先生のお世話になることがないよう、

母の生活に気を配らなくては・・

そう強く心に誓った井上なのでした 

 

・・上の写真は母の庭のサルスベリ・・

 

追記

クリオさま、ソライロノタネさま

コメントいただき、ありがとうございました 

なぜかほかのホルダーに振り分けられてしまっていたため、

気がつくのが遅くなってしまい申し訳ありません 

ソライロノタネさんに、新たに教えていただいた花の名前は、

また後日、写真と共に掲載させていただきたく思っております 

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夏の懐石料理

2023-07-22 | ★Diary★

S氏にお誘いいただき、仕事の打ち合わせを兼ねて、

久々に懐石料理のお店へ行ってまいりました 

蒸し暑い日でしたので、まずは生ビールで乾杯 

 

 

右横は食前酒の金柑酒。

前菜は、左上から、オクラの摺り流し、蜀黍豆腐、

中央はたらこと蒸し鶏のレモンマヨネーズ和え、

つぶ貝松前、夏野菜煮びたし。

このあと、先椀替りとして蟹銀餡のかかった茶碗蒸し、

そして涼し気なガラスの器に盛りつけられたいかソーメンと続いたのですが、

写真を撮れ忘れてしまいました 

爽やかな飲み口の冷酒をいただきつつ、お料理を堪能していると、

絶妙なタイミングでお寿司が運ばれてまいりました 

 


ネタは北海道直送とのことで、とても新鮮で美味 

続いては 国産牛のしゃぶしゃぶ 

 

 

上の写真は・・・

和装の店員の方にコンロの固形燃料に着火していただいたあと、

冷酒セットを並べ撮影いたしました。

決して手酌で飲んでいたわけではございません・・


それにしても。

新型コロナが蔓延しはじめてからというもの、

私は仕事以外、人と逢うことを避け続けておりました。

もしもどこかで感染してしまい、

それに気づかず、実家に帰った際、母にうつしてしまったとしたら・・・

そう危惧したからです。

しかし。

店内を見回すと。

いわゆるソーシャル・ディスタンスは保たれているものの

そこここで何事もなかったかのように、楽し気な会話が繰り広げられ、

穏やかな時間が流れているように見受けられました。

今度、以前から気になっていたカフェに母を連れて行ってあげようかな・・

そんなことをふと思いつつ、

野菜から順番に具材を銀色のお鍋に入れ、火を通している間に、

蛸の唐揚げが運ばれてまいりました 

 

美味しくいただきましたが。

すでにおなかいっぱい 

しかし。

デザートは・・果物と洋風のおしるこ  

 


なぜか。

こちらも完食しちゃいました ・笑・

 

S氏さま

美味しいお食事と楽しい時間をありがとうございました 

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ミニトマトの恩返し

2023-07-18 | ★Diary★

実家のミニトマトが最盛期を迎えております 

今年は適度な甘味がある上、

直径が5cmほどもあるので・・(もはや、ミニとは呼べないかも)

サラダだけでなく、様々なお料理に活躍してくれています 

 

 

今回、私も20個近く持ち帰りましたが、

なにしろ素人栽培なので、同時期に収穫を迎える実が多く・・

真っ赤に熟しつつあるトマトを私たちだけではとても食べきれそうになかったので、

幼馴染のYちゃんとご近所のTさんにお裾分けすることにいたしました。

 

そして数日後。

ミニトマトのお返しとして、Yちゃんからは桃、

Tさんからは手作りのクルミパンが母の元に届けられたとのこと。

年末恒例の [柚子の恩返し] 同様、

手にあまるほど収穫できてしまったものをささやかにお渡ししただけでしたのに、

なんて律儀なご近所さんたち・・

 

母からの電話によると、

ここのところの猛暑のせいか、ミニトマトは新たなつるを伸ばさなくなってしまっているとのこと。

真夏に実るイメージでしたが、

今年は7月末には終焉を迎えることになるのかもしれません。

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この花・・について

2023-07-14 | ★Diary★

一か月ほど前。

掲載させていただいたこのお花について。

 

ソライロノタネさんより

こんなコメントをいただきました 

 

ダリア(天竺牡丹)

このお花は品種が多く正式名の特定は難しいですが、、、

 

ダリア・・だったのですね 

ダリアはほかにも2株あるのですが、

そちらとは、花の形が異なっておりましたので、

なんという名の花なのかしらと、ずっと疑問に思っていました。

教えていただき、ありがとうございました 

 

最近のお花は、舌を噛みそうな複雑な名前が多く、

覚えたつもりでいても、のちになかなか思い出せなかったりして・笑・

ちょっと困ってしまいます 

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