作家 井上香織 Official Blog

せつない純愛小説、やさしい目線で描かれたエッセイで人気の作家 井上香織が贈る癒しの空間 

ピーマンの収穫

2022-09-28 | ★母の庭の花々★

ジャングル化していたミニトマト。

まだ花は咲くのですが、ほとんど実らない状態でしたので、

思い切って引き抜いたところ、

そのお隣で日陰になってしまっていたピーマンが

元気になってまいりました 

 

 

白く咲いているのがピーマンの花

 

 

ピーマンの奥に茂っているのは、春に差し芽をしたキク 


追記

この撮影のあと収穫し、

持ち帰り用にと、母が袋に入れておいてくれたのに、

忘れてきてしまいました・・・

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秋のお彼岸と六つのカエル

2022-09-23 | ★Diary★

雨の合間に、お彼岸のお墓参り。

こちらは・・・

 


母方のお寺の本堂前に鎮座している大きなカエルの像。

十年ほど前(?)から、そこにいらっしゃるのは知っていたのですが、

ちょっと不気味な風貌でしたので、

きちんと鑑賞したこともないまま時が流れ・・・

 

今日は、母がお地蔵様に長々と手をあわせている間、

はじめて近くでお顔を拝見させていただきました。

よく見ると、背中に子供のカエルが乗っており・・・

その足元には、ちいさな説明書きの石碑が 

 


「こんな意味が込められたカエルだったのね」

母と一緒に背中の子ガエルたちの数を数えたら、

(もちろん)ちゃんと五匹いらっしゃいました・・笑・・


今の私に必要なカエルは・・

 

『福に変える』ため『よく考える』


・・ふたつは、ちょっと欲張り・・かな。

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ミシンの点検&修理

2022-09-19 | ★Diary★

コロナ渦で自宅で過ごす時間が増え、

ミシンの購入者が増えたと聞きます。


私の場合は・・・

洋裁好きの母が、私と妹が幼い頃から、

お揃いのワンピースやブラウスなどを縫ってくれていたため、

ごく身近な存在だったせいでしょうか。

はじめて自分用のミシン (SINGER) を購入したのは、大学生の時。

デビューして最初にいただいたギャラで買った覚えがあります。

自分専用のミシンがうれしくて、

スタッフの方たちに小物入れを縫い、プレゼントいたしました 

 

しかしその後、ミシンの出番といえば。。。

引っ越しのたび、サイズが異なる窓にあわせてカーテンのサイズ調整。

あまり布で枕カバーの作成。

今は亡き愛犬ゴールデン・レトリバーのキララくんが

引っかいて破いてしまった真新しいシーツの補修 

ナイロン生地を買ってきて彼のお散歩用レインコートを縫ったこともありました。

[カタログで見たら、大型犬用はとても高価だったので・・笑・・]


それから、年月が過ぎ、かなりくたびれてきてしまったため、

さすがに新しいものに買い替えました。

 

 

しかし。

新入りのこの子にも。

またまた分厚い布など、無理をさせてしまったせいか、

最近、糸のひきつれ、下糸のからまり等のトラブルが

頻繁に起きるようになってしまいました 

さらに、プラスチック製の[糸通し]も破損・・・

 

まだ保証期間でしたので、

このたびの不具合について販売店に相談してみたところ、

「とりあえず診ることはできますが、送料はお客様の負担となります」

その送料は片道、約1500円とのこと。

行って帰って、約3000円の送料は自己負担のようでした。

どうしたものかと思いつつ、毎日使うものではないので、

なんとなくそのままに・・・

 

つい数日前、近所のショッピングモールへ買い物に行った際。

1階の催事場にて、ミシンの展示&販売が行われておりました。

なんとなく視線をなげかけながら、通り過ぎようとしたとき。

[ミシンの修理承ります 点検費用1100円]

という貼り紙を発見  


翌日の午前中。

ミシンをバスタオルでくるみ、大きなナイロンバッグに入れ、

ショッピングモールへ向かいました。

修理の技師さんは午後、こちらへ来るとのこと。

不具合の状況を説明し、ミシンを預け、そのまま帰宅。

 

その日の午後。

点検が終了しましたとお知らせをいただき、引き取りに行ってまいりました。

点検を行ってくださった若い技師さんが、

小さな試し縫いの布を示しながら、

いろいろと丁寧に説明してくださいました 

 

 

「どこにも不具合はありませんでしたよ」

「えっ  ・・・」

「ただ・・糸はミシン専用の糸にしていただいた方が、

ひっかかりがなくスムーズだと思います」

「最近、ちょっと厚めのデニムを縫うことが多かったので、

太い糸を使っていました」

「ああ、たぶん、そのせいですね。

針が曲がってしまっていたので替えておきました」


彼が示した試し縫いの裏面は、糸のもつれもなく、

縫い目は規則正しく・・

もしかしたら、なにか重大な故障が起きているのではないかと

危惧しておりましたので、本当にほっといたしました 


請求された点検費用、1100円のみ支払い、

ミシンを入れたバッグを肩に担いで帰宅後。

ふと、自身でも試し縫いをしてみようと思い立ち、

いつものように、目を細めつつ、針穴に糸を通そうとして・・・

はじめて気がつきました 

[糸通し]が復活しているではありませんか 

 

 

あの若い技師さん。

針の交換のみならず、糸通しまで直してくださったのね・・・

 

ミシンを預けるとき、糸通しの破損に気づいた受付の女性に、

「こちらの修理はどうしますか?」と訊かれ、

「あ。これはなくても、まだかろうじて自分でできるので大丈夫です・・笑・・」

そう答えたのですが。。。

 

もう、今となってはお礼の申しようもございませんが。。。

本当にありがとうございました  


ここのところ、ミシン作業を思うと気が重かったのですが。

これから。

また・・・頻繁に活用させていたたきますねっ 

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母の断捨離・・亡き父の蔵書編

2022-09-15 | ★Diary★

先日、庭仕事のため、早朝から実家へ帰ってまいりました。



比較的涼しかった上、陽ざしもなく、草取り日和。

仕事ははかどり、新たに植え付ける植物用の肥料を取るため

物置の扉を開けてびっくり・・・

そこには、2階の書庫にあったと思われる

父の蔵書が山のように積まれておりました  

 

実家の2階には、ウォークインクローゼットの他に、

父の蔵書のための書庫があり、

天井まで届く高さに作り付けの書棚が設置されております。

父が亡くなってから、かなりの数の書籍は処分し、

母が使いやすい中段あたりは、

買い置きの洗剤等のストック場所として活用中なのですが、

天井近い上段部分にはまだ手付かずの本があったような記憶が・・・


しばらくして、庭に出てきた母に。

 

「ねえ。。物置にたくさん本が置いてあったけど。

誰があそこまで運んだの?

・・それから。高い場所にあった本はどうやって下におろしたの?」

『〇〇ちゃん(妹)にやってもらった』という答えを期待して、

さりげなく、やんわりと疑問を投げかけてみました。

ところが母は、なぜか深刻な表情を浮かべ、

不自然に口を閉ざしたままでした。

黙っているということは・・・

つまり。

誰に手伝ってもらうことなく、自身の手で、

あれだけの数の本を・・

脚立にのって天井近い書棚からおろし、

階下まで運んだということを意味しています。

 

約1か月前の熱中症(?)のこともあり、

おとなしくしてくれているものとばかり思っていたのですが・・・

 

「もし、脚立や階段から足を滑らせて、また骨折したらどうするの 

整形外科の先生から、次に足を骨折したら、

もう手術してくれる病院を探すのは難しいって言われてるでしょ」

つい、責めるような口調になってしまいました。


そんな私に母は、こう言いました。

 

「階段から落ちて即死だったらいいんでしょ」

 

・・・・・

 

母は。。。

『片付けは一緒にしようねっ』て、

同意してくれたはずだったのに。

本当は、二人で楽しくその作業にとりかかろうと思っていたのに。

自分が先に逝った後、

私たち姉妹に迷惑をかけたくないという母の気持ちは、

痛いほど理解しているのに。

 

つい、強い口調でまくしたててしまった自分に

激しい自己嫌悪・・

 

その後。

私は【捨ててOK】と書いた紙とテープ、

そしてハサミとビニール紐を手に再び物置に入り、

母が廃棄用として、物置に持ち込んだ紙類の山を点検いたしました。

中には、

【〇〇学校・同窓生・住所録】など

個人情報がらみのタイトルがむき出しのものもあり・・・

それらは外から見えないよう、他の紙類でくるみ、

新たに紐でしっかりくくり直しました。

そして、3段に積み上げた本の上に、[捨ててOK]の紙を貼りつけました。

 

・・・調べたところ紙類の回収日は、翌週。

「回収場所まで運んでね」と妹に頼んでおきました・・・


母の自主性は尊重したいと思いつつ、

ひとりで先走的に断捨離する彼女に困惑するばかりです 

 

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[ウサギの耳みたい]・・だったサボテン

2022-09-11 | ★Diary★

2年ほど前、DAISOさんで購入した実家の ウチワサボテン

しばらくその存在を忘れてしまっておりましたが・・

 

久しぶりに見たら、こんなことになっておりました 

 


購入時、愛らしかった[ウサギの耳]は、どこへやら。

前衛的なオブジェのような風格さえ・・・笑・・・


複雑に成長したその姿を観察していると、

様々なものに見えてくるから不思議 

 

たとえば、右端の部分。

羽根を広げ、まさに飛び立とうとしているヒト 

左上の枝は、

子供を抱き上げ、「高い高い」をするお父さん 

 

 

妄想はますますふくらみ・・・

真ん中の部分は、

子供の頭をなぜようとしているお母さん・・


今まで一度も剪定等のお手入れをしてあげていなかったのですが。

伸びすぎた部分のみカットし、

差し芽にしてみようかなと考えています 

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