作家 井上香織 Official Blog

せつない純愛小説、やさしい目線で描かれたエッセイで人気の作家 井上香織が贈る癒しの空間 

ベランダ便り~ランタナ

2021-11-28 | ★ベランダ便り★

昨年、井上宅のベランダに仲間入りした ランタナ

クマツヅラ科の常緑低木

和名 七変化


花の直径は約2、3cm。

紫陽花のミニチュアみたいで、

「七変化」の名が示すように、

咲きはじめてから少しずつ色が変化してゆくところがお気に入り

 


時期はずれなのでこの枝にしか花はついておりませんが、

上の写真は、冒頭の写真から約10日後・・


今年の冬もなんとか乗り切って、

来年また可憐な花を咲かせてくれますように 

 

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懐石料理

2021-11-23 | ★ Diary ★

М氏に誘っていただき、京料理のお店で懐石をいただいてまいりました

 

最初に運ばれてきたのは下の御前・・・

右下から時計回りに・・・

食前酒・・京都丹後・純米吟醸

先付・・黒胡麻豆腐

前菜・・菊菜、小袖寿司、和栗甘露煮、蟹玄米衣揚げ、などなど

 

本当は、このあと 松茸の土瓶蒸し だったのですが、

写真を撮り忘れてしまいました 

 

それから「お造り」

 

 

活鯛、鮪、縞鯵、紋甲烏賊

 

そして、「炊合せ」

秋茄子の田舎煮

 

続いて「焼物」として。

鰆杉板焼き

 

この薄い杉板の中に、牛ロースの塩焼きが入っておりました 

 

下は、「揚げ物」

 

 

秋鮭フライ・・・舞茸と人参ソース

続いて。

「止酢」・・

 

 

太刀魚の塩焼き 土佐酢ジュレ

 

締めのご飯は、京赤地鶏の五目御飯

 

 

このあと、「水物」として

梨のコンポートと巨峰・・だったのですが、

またまた写真を撮り忘れてしまいました 

 

Мさま・・・

なにもしないで次々とお料理が出てくる幸せを噛みしめさせていただきました 

美味しいお食事と楽しい時間をありがとうございました 

 

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母の庭の花々~アメジストセージの再生

2021-11-19 | ★母の庭の花々★

母の庭の アメジストセージ

 

 

シソ科 サルビア属

長く伸びた穂先にベルベットのような不思議な質感の花が咲く植物です。

下は・・たぶん3、4年前の花姿 

 

 

お隣の家が映り込んでしまうため、トリミングしておりますが、

本当はこの3倍くらいのボリュームでした 

 

そんなに頑張らなくても、充分きれいなのに・・・

そう思ってしまうほど旺盛に花を咲かせてくれていました。

 

もともとは10年以上前、母が植えたちいさな苗だったそうですが、

草丈2メートル近くにまで成長したアメジストセージは、

その先端の花の重みで茎が倒れてしまうため、

直径5センチほどの杭を3本打ち込み、

太い麻紐で茎を巻き込んで、なんとか支えていたほどでした。

けれど。。。

私が、きちんと剪定等のお世話をしてあげなかったせいでしょうか。

なぜか一昨年から、ぽろぽろと葉が落ち、

すっかり元気がなくなってしまい・・・


枯れ果てたアメジストセージを根本から切り取る作業をしていたとき、

「病気になっちゃったのかな・・この花、好きだったのに・・」

母は、とても残念そうでした。

「根だけ残しておけば、春にきっと新芽が出てくるよ」

確たる根拠もなく、私はそう励ましたのですが・・・

 

そして・・・春先。

そのエリアの草取りついでに、ふと見ると、

根元から黄緑色の新芽が芽吹いているのを発見 

 

「もしかしたら、蘇ってくれるかも 

母に喜びの報告し、アメジストセージ再生作戦を開始 

大きな株を掘り起こし、一度撤去。

根元から芽吹いていた10数本の新芽を丁寧に株分けし、

浅く水を張ったバケツにつけている間、

その場所の土に大量の腐葉土を混ぜ込みました。

そして。

他の作業を終えたあと、苗の植え付けをいたしました。

 

その中の、数本だけが根付いてくれたみたい 

 

 

ようやく、今年、また花を咲かせてくれました 


私としても、アメジストセージの再生はうれしかったのですが、

「もうだめかと思っていたのに・・」

感慨深げにこの花を眺める母の笑顔がなにより 

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懐かしい壱岐・・

2021-11-15 | ★Diary★

井上香織の『栞』という曲にコメントをいただいたゆうこりんさんから、

再びお便りが届きました 

 

井上香織様

前回の、私のコメントにお返事をいただき、ありがとうございました。

突然入りこんでしまい、申し訳ない気持ちでしたのに、まさかお返事をいただけるなんて夢のようです。

とても温かいお言葉、とても嬉しかったです。

これからの私の励みになります。

この素敵な機会に、井上さんのこれまでのブログも少しずつ拝見しています。

ご実家のお庭やお母様のこと、ベランダのお花のこと等々、

綴られた文面に季節や背景を感じながら、そして自分と重ねながら、

ほのぼのとした気持ちで読ませていただいてます。

中でも、長崎県の壱岐が出てきたお話にはテンションが上がりました!

私は長崎県在住です。 (~中略~) 私が結婚して初めて暮らしたのが壱岐でした。

壱岐で6年間を過ごしました。

あれから20数年… 旅館「太公望」の名前が出てきた時は本当に懐かしかったです。

また壱岐に行ってみたくなりました!

素敵な出逢いに感謝です。 これからもブログを楽しみにしています。

段々寒くなりそうですので、お身体にお気をつけ下さい。

※気がついたら毎日「栞」を口ずさんでいる私です。

 

ゆうこりんさま

返信いただき、ありがとうございました

また、過去のブログまでお読みいただいているなんて・・

本当にありがとうございます 

 

ゆうこりんさんは、長崎県の壱岐に6年、暮らしていらしたことがあるのですね 

 

 

私が以前、取材で壱岐を訪ねたのは、もう数年前のことですが、

ここって本当に日本なの 

そう思うほど、海が美しく・・

 

 

神秘に満ちた神社がいたるところに点在する

とても素敵なところでした 


ゆうこりんさんもご存知の旅館[太公望]さんには、大変お世話になりました。

 

 

新鮮な魚介のお料理はもちろん、

お話好きでやさしい女将さん、

跡継ぎのご子息、料理人でもある修さん、

スタッフの方たちのあたたかいおもてなしの数々は

今でも深く心に残っております 

私もまた機会があれば訪れてみたいと思っています 

 

・・追記・・

このたび古い写真を発掘し、勝手に掲載させていただきましたが。

[太公望]の女将さん、修さん・・・

お元気でいらっしゃるのかしら・・・

 

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実家の壁紙貼り・・・PART2

2021-11-11 | ★Diary★

先日、実家へ帰り、壁紙貼りの続きを行ってまいりました 

・・・こちらは母の庭のキク・・・

 

庭仕事を終えてから、冷蔵庫の横と裏面の壁紙貼りスタート 

 

冷蔵庫の移動は・・冷蔵庫の下部にローラー(?)のようなものがあり、

比較的スムーズだったのですが。

難関の給湯器のリモコンは・・・

いろいろと調べてみた結果、裏に配線コードなどがあるため、

素人が取り外すのは難しそう・・・

うっかりコードを傷つけてしまい、とりかえしのつかない事態になったら大変  

ということで、断念いたしました 

 

しかし。。。

リモコンがはめ込まれた壁は、天井から床まで約340cm。

おまけに、一番目につく部分なので、

継ぎ目なく&美しく貼りたいところ・・


長い壁紙を手に、脚立にのぼり、

上部の位置を決めて、リモコンのあたりまでそろそろと下ろし、固定。

その後、リモコン上の壁紙をカッターで十字に切り、

ハサミをつかって徐々にリモコンの輪郭を浮き上がらせつつ、その周囲も仮止め。

最後の仕上げは例の [地ベラ]

思っていたより、きれいに仕上がり、ほっといたしました 

 

続いて、冷蔵庫用の電源スイッチ部分。

マイナスドライバー使い、てこの原理で取り外しに成功  

 

プラステックのカバーは、だいぶくたびれていたので・・・


あらかじめ、セリアで購入しておいた 

スイッチ&コンセントカバー を取り付けました。

プラスチックと木調、三種類あった中から母が選んだ アンティーク調

 

そこで登場したのが、半年前に購入した・・・・

 

 

こちらでネジをとめました。


冷蔵庫の奥なので、目立たない場所なのですが、

なかなかオシャレな感じ  

 

なんでこんなことはじめちゃったんだろう・・

きれいに貼れず、後悔することもありましたが。

はじめてしまったからには、

・・『絶対に失敗なんてできない 」・・

真剣な面持ちで私が壁紙貼りと対峙している間、

母は。。。

「なにか手伝うことがあったら言ってね」

「そこ押さえていようか?」

落ち着きなく私のまわりをうろうろ・・笑・・

防災用のライトを持ってきて手元を照らしてくれたり・・

いろいろと活躍してくれました 

 

その日、予定していた作業を終えたあと。

母とふたり、コーヒータイム 

お茶菓子は、幼馴染のYちゃんにお土産でもらったリーフパイ。

ようやくほっこりとしたひとときを過ごしました 


「きれいにしてくれて、すごくうれしいんだけど。。。もういいからね」

どうやら母は、私が作業に没頭している間、

放っておかれて淋しかったみたい・・・

 

でも。

壁紙は、おそらくまだ10メートル近く残っているんですけど・・・

 

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